3月1日(土曜)から春興行がスタートしました。
それ以前の正月(1月1日)から2月までの
3か月に公開された作品
興行収入が20億円の大台を超えた作品は
計6本ということになりました。
昨年は7本あっただけに、今年の映画業界は
苦しい戦いになりそうです。


興行収入のトップは
ウィル・スミスさん主演の「アイ・アム・レジェント」
約43億円と大ヒット。
続いて「マリと子犬の物語」で約32億円
3位は30億円突破が見込まれる「L Change the world」。
4位は「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」
約26億円
5位は「アース」24億円
6位に「スウィーニー・トッド」がなんとか21億円を超えた。


ウィル・スミスさん

「アイ・アム・レジェント」に主演したウィル・スミスさん


これは昨年と比較すると分かりやすい。
昨年の同時期のトップは
巨匠クリント・イーストウッド監督の作品
「硫黄島からの手紙」約51億円でトップ。
それを含め20億円の大台を突破した作品
計7作品累計約220億円)あった。
今年の上位6つの作品の累計は約176億円
この数字を見るだけで昨年を下回った3か月であることが分かる。


硫黄島からの手紙

名作「硫黄島からの手紙」の1シーン


要因はいくつかあるのだが
邦画のヒットのボリュームが縮小してきたというのがある。
大健闘の邦画「母べえ」ぎりぎり20億円突破となりそうだが
大ヒット作品が少なくなってきている。


2年前は邦画が大ヒット作品を連発していたが
最近の作品(邦画も洋画も)は少々マンネリになっている気がする。
同じような展開の作品リメイクばかりでは
全体の底上げどころか大ヒットすら難しいだろう。
これが近年の映画業界の問題点であると思う。

渡辺謙/硫黄島からの手紙 特別版
¥3,980


「硫黄島からの手紙」

父親たちの星条旗 (特別版)
¥1,980
Amazon.co.jp


「硫黄島からの手紙」と必ずセットでご覧ください!
「父親たちの星条旗」


それでは、また♪