昨年は見事53年ぶりに日本一に輝いた中日ドラゴンズ。
中日ファンの皆様は53年ぶりの美酒に
酔いしれたことでしょう。
そんな激闘の日本シリーズを年が変ってしまいましたが
もう1回振り返っていきたいと思います。
今日は第1戦、札幌ドームでの試合です。
日本シリーズ第1戦、試合経過・・・
2年連続で同一カードの日本シリーズとなった。
唯一違うことは開幕戦が札幌ドームになったことだ。
開幕戦の先発は川上とダルビッシュ有。
こちらも昨年と全く同じエース対決となった。
しかし川上の方は硬さが目立った。
1回裏、いきなり2四球で自らピンチを招くと
打席には昨年も痛い目に逢っている4番セギノール。
カウント2-0から甘い直球を豪快に打ち返され
これが右中間席に入る3ランHR。
中日にとってはあまりに痛い、
致命傷な3点が入ってしまった。3-0。
しかしこの一発で目が覚めたか、2回以降は別人のような投球。
左打者への内外角のカットボールで打者を幻惑すると
右打者には内角への強気なピッチングで
その後は日ハム打線に出塁すら許さない。
これが後々、投手陣にリズムを与えていくのだった。
しかし打線はダルビッシュ有に抑えられる。
力のある直球と鋭く曲がるスライダーに三振の山。
しかし6回表だった。
先頭の荒木が中安で出塁すると、続く井端でヒットエンドラン。
これが遊撃内野安打となり、送球の間に荒木は3塁へ。
足を絡めた攻撃で無死3塁1塁とすると
森野が中犠飛を放ち3-1と2点差とする。
続くウッズは最悪の併殺打に倒れたが
足を絡めた中日らしい攻撃に、野手陣は手ごたえを掴んだ。
中日先発の川上は8回を被安打2、失点3に抑えたが
初回の3失点があまりに痛すぎた。
しかし去年の負けとこの1戦の負けで
中日が目を覚ましていく。
攻撃陣は6回表、足を絡めた攻撃で手応えを感じ
守る方では捕手・谷繁が各打者のデータを再確認できた
まさに意味のある負けとなったのである。
それでは、また♪