昨日、チャイナを9-1で下し
見事決勝進出を決めた中日ドラゴンズ。
その決勝の相手は、予選で唯一負けた
韓国・SKとの対決です。
相手SKも勢いがありますが、中日が1つ上でした!!
試合経過・・・
決勝であたるのは、予選で唯一負けた韓国のSK。
予選は無傷の3連勝、勢いがある。
中日の先発は山井。
しかし序盤はコントロールに苦しんだ。
先頭打者に四球を与えると、盗塁されいきなりピンチに。
さらに四球で走者をためると
イ・ジンヨンには右前タイムリー、
パク・ジェホンには左前タイムリーを浴び
いきなり2失点、0-2と苦しい展開となる。
しかしその直後の2回表。
2死から、今大会絶好調の井上が
外角直球を左翼席中段へ第3号ソロ本塁打を放ち
1-2と1点返す。
徐々にリズムを取り戻してきた山井は
生命線であるスライダーを低めに集め
韓国・SK打線を封じる。
1-2で迎えた5回表。
1死から谷繁が死球で出塁すると
続く中村公が右前にテキサスヒットを放ち1死2塁1塁。
すると藤井が中堅フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち
2-2の同点とする。
さらに1死3塁2塁から
荒木の三ゴロの間に勝ち越しに成功、3-2と逆転する。
これで勢いに乗った打線は6回表、
中村紀の四球で無死1塁とすると
李が外角直球をうまく叩くと、打球は
左翼席に入る第1号2点本塁打、これで5-2とする。
中日に流れが傾いたと思ったが・・・。
直後の6回裏、中盤にかけて好投を続けていた山井だったが
先頭の要注意打者キム・ジェヒョンに内角スライダーを
ライナーで右翼席まで運ばれ5-3。
しかし山井の失点はこれだけ。
7回を投げ好調SK打線を3失点に抑える好投を見せた。
しかし誤算は2番手で登板した岡本だった。
8回裏、簡単に2死まで取ったが
その後四球を出し、2死1塁。
さらに今日タイムリーを放っているイ・ジンヨンには
1-3とカウントを悪くした5球目だった。
高めに入ったスライダーを右翼席上段の看板に当たる
特大の2点本塁打を被弾した。これで5-5の同点。
シーズン何度観てきた光景か・・・。
しかし粘る中日打線は土壇場の9回表。
四球と犠打などで2死2塁として、打席には井端。
1-2からの4球目、変化球をはじき返すと
打球は大歓声に乗って中前に抜けるタイムリー、
これで6-5となり、再び中日がリードする。
9回裏は守護神・岩瀬が登場。
プレッシャーがかかる中、打者3人をきっちりととり
ゲームセット!!!
この瞬間、中日は初のアジア・チャンピオンになった。
落合監督が4回宙を舞った。
振り返ってみると、どれも苦しい試合ばかり。
しかし中日の粘りは凄かった。
ウッズ、福留、英智という主力がいない中で
よく勝ち抜いてこれたと思う。
そして今季最終戦、勝利で飾れたことに感謝したい。
本当におめでとうございます!!!
それでは、また♪