今日はプロ野球前半戦(の後半)の中日を振り返ってみたいと思います。


4月は絶好調だった。しかし落合監督はこう言っていた。
「まだまだこのチームの力はそんなもんじゃない。」と。
そして交流戦にはいってそれがはっきりと表れた。


交流戦負け越し
そしてそれがもっともよく表れたのが
ナゴヤドームでの楽天3連戦
3連戦とも酷すぎる試合内容で3連敗してしまったのだ。


交流戦が明けてもチームは上昇していかない。
首位阪神の背中は遠くなる一方で
3位転落の危機さえ一時期あった。


しかし、転機が訪れたのはやっぱり“札幌シリーズ”だった。
昨季はこの札幌シリーズ巨人との3連戦で3連勝。
そこで首位を奪い、そのまま優勝したのだった。
そして今年、まるで去年のビデオをそのまま観ているかのような試合だ。
それまで眠っていた打線は大爆発
崩壊寸前だった先発投手陣はしっかりと仕事をこなした。
この2連戦、共に2ケタ得点で巨人を圧倒。
中日ナイン、そしてファンに希望の光が戻ってきた瞬間だった。


その後、福井と岐阜のヤクルト戦も投打がガッチリの連勝。
ナゴヤでの広島戦は相手のミスに付け込む去年のような戦いで3連勝。
そして現在は7連勝中だ。
首位阪神とは最大8ゲーム差あったのが今では5。
後半戦は果たしてどのようになるのであろうか?


中日は7連勝中にしてきた去年の野球を続けてもらいたい。
投手が相手を抑え打線がそれに応えていく。
そして相手のミスがあったら
それに徹底的に付け込んでいくいやらしい野球を。
その野球を多くの試合でできたらペナントの行方はまだ分からない。

コロムビアミュージックエンタテインメント
中日ドラゴンズ公認 ドラゴンズ優勝記念盤 感動の軌跡2004
去年はこの野球をしてペナントを制しました!