先日、プロ野球史上初の交流戦が終わりました。
今日は中日の今季の交流戦を振り返ってみたいと思います。


前半は、とにかく苦しんだ。
交流戦の初戦のオリックス戦。
エース川上がKO負け。シーズン中ではありえない光景だった。
1勝2敗で向かえた西武戦。
ここでまさかの3連敗。
これがあまりに痛かった。
打てず、守れず。投打の歯車が噛み合わない
なかなか勝てないどころか大敗が続く。

そんな敗北が続いた時、落合監督はこう言った。
「今のチームには大敗が必要。
ロッカーで泣いてるやつもいるよ。」
そしてその“荒治療”は実行された。


それは5月26日の楽天戦だった。
1点をリードされ、さらに無死満塁。
でもここで0点に抑えれば、まだ望みはある。
先発の山本昌は、誰が見ても疲れているのは明白だった。
しかし、落合監督は続投させた。
結果的に連打を浴び、代わった石井も打ち込まれて計9失点。
試合も3-15と記録的敗北を喫した。


それでもこの“荒治療”は良い方向へ。
川相は「大敗でみんなの意識が変わった」と言う。
後半は4カード連続勝ち越しまで伸ばした。
しかしナゴヤでのロッテ戦。
中日は良いところなく3連敗。力の差がはっきりと出ていた内容だ。
それでも落合監督は言う。
「交流戦にこれだけ負けてくれてよかった。
これをはね返す力をつけてくれればいい。」


この交流戦は、敗北からいろいろ学びました。
もちろん勝つのも大事ですが負けて分かる事もあります。
それをこれからのシーズンで生かしてほしいです。

明日から大阪ドームで阪神戦です。
ズバリ、このカードのカギは先発がどちらが早く降りるかでしょう。
相手は好調打線です。
先発が予想される川上、山本昌、野口らがどれだけ抑えられるか
注目したいところです。


それでは、また♪