キミが最後

私の耳の近くでささやいた言葉

その時は「最後」だなんて

思わなかった



なかなか会うことはできなかった

2人

それでもどうにかしてでも

離れたくなかったから

頑張って時間つくってたの


今じゃそんなことしたって

無駄だって思えるけど

あの時の私は

キミに一生懸命だった

だから…



泣いた日も

笑いあった日も

数え切れないくらいある

その中で一番よかったの日は

やっぱキミと会えた日かな



やっと会えたって日なのに会話は進まない

2人

どうにかしなきゃって思いつく限り

大袈裟に盛って話した

「つまんない」って思われたくなかったの


今思えば そんなことはさ

ただの嘘付きにしかならない

あの時の私は

キミに一生懸命だった

だから…



ケンカした日も

仲直りした日も

忘れられないけど

その中でも一番いい思い出は

やっぱキミと会った日でした


ちょっとしたことがあっただけで

不安になる私は

キミにとってきっと嫌な存在だったのかな

だから だから

あの日

キミが私の耳の近くでささやいた言葉

それは冷たかった、でもよく聞くと

あたたかくて

涙なんて一粒もでなかった



始めてて繋いだ日も

始めてキスした日も

思い出すだけで笑っちゃうけど

キミと会った中での一番は

キミと過ごして最後に聞けた

あの言葉の日でした