西谷信広 / 国際政治・経済塾 GEOECONOMICS -16ページ目

西谷信広 / 国際政治・経済塾 GEOECONOMICS

20歳まで2年間ニート。20歳で死にかけ人生反転。小さな会社の売上を200%にして東証1部上場に導き、大手企業、外資系を経て現職。トレーニング、個人セッションで一緒に課題解決。成功の習慣化を提唱。
アペライオン(株)代表、行動変革プロデューサー、著者 西谷 信広

 

米国大統領 トランプが無茶なことを

やっている。

 

やるだろうなあ、とは思っていたが、

想定通りの内容であり正直、驚きは

ない。

 

ただ、想定していた内容が酷かった。

だから喜べない。

 

一方で、すべてが間違っているとは

思わない。一理あると感じる面も

ある。

 

好き嫌いではなく、事実で考えると

認めざるを得ない面だ。

 

たとえば、カナダとメキシコに対する

関税の件。

 

関税で相手に脅しをかける手法は

いただけないとは思う。

ただ、フェンタニルの件はけっこうな

問題だ。

 

中国から原料がメキシコに入り、

そしてフェンタニルに製造されて

米国に入る。

すでにルートが確立されている模様。

 

米国人が実は運び屋をやっている

ケースも少なくない。

 

メキシコでフェンタニルを製造して

いるのはもちろんカルテルである。

 

米国の麻薬取締局(DEA)も

捜査・検挙しているが流入量は

なかなか減っていない。

 

気になるのはカナダ。

 

カナダから確かに流入しているが、

その量はメキシコとは比較にならない。

 

メキシコもカナダも国境における

フェンタニル阻止を進めているが

簡単ではないようである。

 

カナダからまったく流入していないか、

といえばそうではない。

だからメキシコと同列に並べられて

カナダにも関税だ!とトランプはいう。

 

一理あると言っているのは両国とも

フェンタニルに関係ゼロではない点で

ある。

 

しかし一方で、

 

カナダからの流入量は本当に少ない。

これはDEAも認めているところ。

全体の1%くらいしかないのだ。

 

それでもメキシコと同じ処置をとるのは、

おそらく、USMCA参加国である両国に

同じ対応をするほうが簡単だかだろう。

 

この点にはまったく一理は、感じない。

 

一理あると感じても一方で一理を感じない。

このケースがトランプの対応には多い。

 

話がコロコロ変わるところもふくめ、

第一期の政権と大差はない。

 

大きく違うのは、第二期目の政権閣僚は

全員、『イエスマンのコバンザメ』

である点だ。

 

米国企業では上司のいう事をよく聞き、

そしてまとわりつき、笑顔を絶やさず、

というタイプが非常に多い。

 

実際に何度も目にした。

 

明らかな”ごますり”なのだが、

平気で人前でもやる。

 

見ていてあまりいい気はしなかった。

 

トランプ政権でもまったく同じである。

トランプを崇めたてまつり、みこしに担ぎ、

気づけばトランプはまさに”裸の王様”と

なっていくだろう。

 

いや、すでに裸の王様かもしれない。

 

そして、今後、株価の暴落が起これば、

変わり身の早い閣僚は一気に態度を

変えて、トランプは一人になる。

 

そんな気がしてならない。

 

すでに政権内でもめ事が起こっている。

 

極端にトランプ政権は方向性が見えず、

不確実性が高いから投資家は嫌う。

だからニューヨークは下げている。

 

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