TIFF6本目。CROSSCUT ASIA部門のタイ製作の『36のシーン』を鑑賞。
原題が『36』である通り、フィルム1巻が36枚ということから(らしいです。不勉強なのでその辺ちょっと分かりません...)着想された話で、1シーン1カットで構成された"36のシーン"(邦題はここから付けたんだろうな~)で構成された愛の記憶についての作品。
斬新な構成で面白かった。
画面が固定されてるから、人がフレームの外に行っちゃったりするんだけどそのまま映像を流し続けることでそこに存在する生活の音や空気はちゃんと掬い取られてた印象。
後場面が必ずしも繋がっているわけではないから、その間を想像するのが面白かったなぁ。Q&Aでナワポン監督が言ってた「各シーンを繋げるのは観客自身」という実験的取組は成功してたと思う。
面白かっただけに、去年のTIFFで上映された『マリー・イズ・ハッピー』も機会があれば観たいな~。
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