2006年ころの話。

 

幼稚園の運動会があって、私の親がやってきた。
そして、そのまま長女のいぶりんだけを実家に連れて帰った。
いぶりんは当初「行かない」と言っていたが、
じじばばの誘惑のわなにひっかかり、
1. 帰りの途中でうどんを食べること
2. リカちゃん人形を買ってくれること
を条件に行くことになった。

そしてリカちゃん人形を大事にかかえて帰ってきたわけだが、
人形に付属している「リカちゃんカタログ」がつっこみどころ満載だったので、
今回はそれに触れたい。

登場人物
かこちゃん:リカちゃんの妹(1歳)
あおいちゃん:救急車を運転している。子供に見えるが救急隊員のようだ。
看護師A(リカちゃん)
看護師B(いづみちゃん)
<>内は私の感想

ナレーション:たいへん!かこちゃんが泣いているわ!もしかしてお病気かしら?

ピーポーピーポー。あおいちゃんが運転する救急車到着。かこちゃんが搬送される。

かこちゃん:「うぇーん」

ナレーション:救急車で病院へ急いで。

<おいおい、一体どんな病気なんだ。しかも救急隊員も赤ちゃんみたいだ>

ナレーション:リカちゃんクリニックでお病気の診断をしましょ!

ぐぅぅ~とかこちゃんのおなかが鳴る。

看護師A:「あら!かこちゃん。おなかがなっているわ!」

看護師B:「おなかがすいていたのね。はい、ミルクよ!」

かこちゃん:「ありがとうでちゅ!」

<しゃべれるんなら最初に言えよ>

<腹が減ったくらいで救急車で運ばれるわ、医師の診察もなくミルクを処方されるわで
まぁ子供向けの話なのであるが、かなり無理のある展開で笑えた。やたら「!」マークの
多い大げさな会話も気になる>


さて、いぶりんもリカちゃん人形ワールドに入ってしまった。
スイートホーム、リカちゃんハウスなど、実生活より人形の世界の方が裕福になっていく
ことは親としてなんだか虚しい。