季節はずれのサンタクロース -18ページ目

キス

あなたとキスしたら

あたしの口は魔法にかかる

愛してるって云う

あなたの口も

魔法にかかってる


好き

こんなに好きなのに

どうしてあなたは気付かないの?

みんなよりも一個多くあげた飴も

一つだけ色の違うグラスも

全部あなたを想う気持ちなんだよ?

好きなんだから…

声は響かず、空は雨雲り

彼女は言った…

「…」

その声は雑音に消された

彼女は泣いた…

周りは下を向いて気付かないフリをした

その日彼女は死んだ…

見上げた空はどんよりした雨曇り



「たすけて…」

その声が聞こえた気がする…