さっき、久しぶりに『全力! Tunes』の番組ウェブを見ていて、気づいたことがある。
「全力ミュージック」(
キッズのパフォーマンス動画が見られる)の表記が、Saraだけ「ちゃん」なのだ
他の女の子は「さん」付けなのに。
確かに、あいつは見た目(と精神年齢)は幼く、小学3年生ぐらいに見える。
でも、もう中学生だし、誕生日過ぎたから13歳になったのに……。
日曜日の収録のとき、親父はちょっと「感動」していた。
Saraの演奏から、伝わってくるものがあったのだ。
Saraは本当に小さい赤ちゃんで、なかなか髪の毛が生えそろわなかった。
幼稚園(保育園だったか?)でも一番小さかった。
3歳でカナダに移ったときは、英語が喋れなくて、泣いていた。
6歳で日本に戻ったときは、環境になじめなくて、カナダに帰りたいと言っていた。
人と競争することが苦手で、正直しょぼい。
何をやらせても、人より覚えが遅い。
ドラムだって、簡単に上達したわけじゃなくて、パッドには汗と涙が染み込んでいる。
夏の焼けるほど暑いプールサイドのステージ(Tシャツが絞れるほど汗をかく)や、雨の中客が3人しかいなかった屋外ステージもあった。
You Shock the PANDAも米軍基地、お祭り(電源が落ちる)、丸井の屋上、麻生市民館、いろんなところでライヴをやった。そのときもSaraはドラムセットに隠れて見えなかった。
そんな不器用なチビが、人に感動を与える演奏が出来るようになっていることに感動していたのだ。
初めて、娘の成長を感じた。
日曜日の収録は、頑張っていたと思う。
親父として、「頑張ること」は大事なことだと、教えることができたのか。
というわけで、期末テストも頑張ること。
親父