昨日、親父は仕事の打ち合わせ……。
3時頃、親父が帰ってくると、「ドタドタ」とドラムの音が聞こえてくる。
やっと定期考査が終わったSaraが、早く帰ってきて練習しているのだ。
が、しかし、なんかバタバタしていて手足がバラバラ
4wayなんじゃらの練習のテンポを早くしすぎてついて行けてない。
「自分の出した音をモニターしながら練習しなきゃ、意味ねえだろ」
夜になって、そのことでSaraママとケンカ。
親父「集中して練習しないのはSaraの悪い癖なんだから、殴ってでも直さなきゃしょうがねぇだろ」
Saraママ「Saraが自分で考えてないんだから、殴って言うこときかせても意味ない」
との意味のことを、もっとガチな言葉の応酬でやり合う。
親父「じゃあ、Saraはどうしたいんだ 殴られても高いレベルを目指したいのか、怒られるのは嫌だから、ちょろちょろやって満足しているのか、どっちがいい
」
「Saraは……
(ちゃんと練習しなかったら)
いきおいよく、殴られます」
「潔く」の言いまつがいである。
それで笑ってしまって、ケンカは終わり。
親父は、勢いをつけるためにジムへ通う。
親父