今更だけど、やっとASIAの『PHOENIX』が届いた。
HMVの3枚25%OFFで、Rushの『Snakes & Arrows Live』とWhitesnakeの『Good to Be Bad』と一緒に注文したもんだから、同じ時期だと思ってたけど(どういう勘違いじゃ)白蛇様は遅かったのね。
とりあえず3枚(2枚組もあるので全部で4枚だけど)ともipodに放り込んで、聴いています。
- フェニックス/エイジア
- ¥2,800
- Amazon.co.jp
こちらは日本盤(ボートラが違う)
親父が買ったのはユーロ盤(限定盤エンハンスト収録)です
一言で言えば、「久々の感涙系」
正直言って、再結成ものって、ろくなアルバム作らないので期待していなかった(と書くと嘘で)、期待して裏切られたらどうしようと思ってました。
「ASIAが帰ってきた」と感じたのは、1曲目頭の「Heart of the Moment」に似たセーハコードでもなく、ウェットン先生の歌声でもなく、一番貫禄が付いてしまったジェフのkeyの音色(変わらねぇな)でもなく、カール師匠の「ドコドコ、ドコドコ」という突っ込みぎみのタム回しでした。
フィルインで「ドコドコ、ドコドコ」を聞いた瞬間に、思わず泣きそうになりました。やっぱドラマーのグルーブって重要だわ。シンプルなのに奥深き。二番前では、「タタタタ、タタタタ」とスネア連打で、唸らせてもらいました。
あと、やっぱりウェットン先生の歌は良い。詩も良い。親父のヒアリング能力ではすべてが聞き取れるわけではありません(家帰って歌詞カード読めばいいじゃん)が、「Alibis」や「Parallel worlds~」は来ますね。ウェットン先生の歌詞は、どこにでも居る普通の男の感情の吐露、意外にロマンチックなところが好きです。
ウェットン先生が心臓病を乗り越えたせいか、憂いをおびた曲が多いです。そのせいか、3回ぐらい「ウルッ」と来ました。涙腺の弱った40代には、人前で聴けないアルバムかもしれません。
スティーブ師匠も久々に弾きまくっています(YESのあれは影薄かった)。マンドリン、スライドも健在です。アルペジオやボリューム奏法、伸びのある音色なんか、良い意味でまったく昔のまんまです。
親父は学生時代ASIAのコピー・バンドをやっていて(JCPの皆さんお元気でしょうか?)、SaraともYou Shock the PANDAでASIAのコピーやってきました。学生のときみたいに、発売日に買ってきてその日からコピーってことはないでしょうが、万が一楽譜でも発売されたら(歳とって耳コピ面倒くさい、時間がない)やってみたい曲が何曲かあります。
親父