Saraに預けてあったチケットを忘れて、駅までSaraママに持ってきてもらう。結局、台風で電車が遅れた昨日より遅い時間。大江戸線の六本木駅は地下深く、階段(エスカレーターでも)を走って呼吸困難でスイートベイジルに到着。昨日声かけてもらって顔見知りになった人たちと一緒に列に。この日は端ではあったが最前列をゲット。
昨日買えなかったCDを買うためグッズ売り場に並ぶ。SaraはDVD「ザ・ドラム・バッズ・20thアニヴァーサリー」が欲しい。が、CD、DVDは飛ぶように売れて、品切れ品も出始めた。Saraはチビなのでジャンプして残り枚数をチェック。残り3枚、2枚……最後の1枚をゲット! この日最高の笑顔を浮かべていた。
本日も7時ちょうどに開演。基本は足のオスティネート(継続的なフレーズの繰り返し)にタムとシンバルでメロディを構築していくのだ。2日続けて聴くと、細部のフレーズがわかってきて、メロディが見えてくる。テクニック的には凄すぎて、ドラマーでない親父には何のことだかわからない。
1部が終わったところで、挨拶して引っ込もうとしたTerryがSaraに気づいて、「Sara!」わざわざ近づいて声をかけてくれた。Saraとマイクなしで会話した後、「She is a great drummer.」と紹介した。スゲー、サプライズ 休み時間に「何話していた」と訊いたら、「(昨日プレゼントしたDVDに入っていた)Black Pageは良かったよ
」と言うこと(たぶんお世辞であろう)。この忙しい中、SaraのDVDを見てくれたみたいだ。やっぱりTerryはものすごいいい人。
2部、この日座った位置はハイハット側(Terry場合、ハイハットはスネアの横にセットされているので意味のない言い方)の最前列だったので、後ろのパーカッション類、後ろのバスドラ(ちっちゃいのがあった)、謎の四角い箱(これもペダルで鳴らす)などがわかり、楽しめた。
昨日も感じたのだが、最後の曲は特に凄い。ダイナミックスがどんどん大きくなっていき、雷鳴のようなシンバルとタムの連打、息をするのも忘れそうになる。アンコールはBlackpage。人気曲なので声援も大きい。
アンコール後、Terryが引っ込む前に再びSaraに歩み寄ってくれて、頬にキッス、二言、三言、話していた。Saraによると「頑張って練習しなさい。いつか一緒に共演しよう」と言ってくれたんだと(英語ではSaraのブログを読んでください)。嬉しかったなあ
。
東京は、今日(29日)が最終日、31日の仙台が今回のツアーのファイナル。ドラマーはもちろん、そうじゃなくても楽しめると思う。
親父