Terry Bozzioソロ東京公演初日行ってきました。
ライヴに滅多に通しで行くことはないのですが、Terry様のソロと言うことで、気合いを入れて2日通し券をゲット、首を長くして待ってました。
紗良は1月のOut Trioの握手会で、Terryと話をして感激。今回はプレゼントを準備していました。また、「U.K.とかBlackPageを練習しています」と言ったら、「それは素晴らしい。君のプレイを聴いてみたい」と言ったのを真に受けて、DVDまでプレゼントに同封しました。
台風が接近して、強い雨と強風で、田園都市線が遅れて焦りました。ちゃんと開場時間に間に合いました。
Terryのドラム・セットは超巨大です。ここ
で写真が見られます。バスドラは7つ(8つあるらしいが数え間違え?)、ペダルは10個以上、タムとシンバルは数えられません(Saraはシンバルを30枚まで数えて、重なっていて数えられないことに気づいた)。開演までの時間はドラムセットの写真撮影会になりました。
ライヴはオン・タイムで7時に始まりました。
セットに座ると、「チーン」とA音だしてチューニング、たぶんまん中のバスタムがAで、それに合わせてタムは音階にしてあるよう(ちっこいタムは黒鍵のように塗ってある半音もある)。
1曲目から客席は静まりかえっています。本当にドラムだけで演奏しているのかと、口ポカーンでした。1曲目が終わって、一呼吸おいて爆発的な拍手、「スゲー!」とどよめきが起こっています。
マックを使って環境音楽風(町田やまとの湯のBGM)の曲に合わせて叩くのは新しい試み。3曲目からは、PAの音もでかくなって、演奏も加熱。
ドラムだけだとうるさいように思うでしょ。ところが、リラックスして眠くなるほど心地よい。
途中、20分程度の小休止をはさんで二部へ。二部では「マイルスのビッチェス・ブリュー」や、「Solo Concert」の1曲目(この曲好き)をやって盛り上がる。最後の曲は壮絶な連打で締めくくられた。
ここで、Saraはいつプレゼントを渡しに行けば良いのか、ソワソワし出す。最後の曲でテリーが立って、ステージで礼を。Saraプレゼント持って前へ進み出るが、ライトのせいか、Saraがちっこくて見えなかったのか、引っ込んでしまう。
プレゼントを渡し損ねたSaraはショボイ顔で帰ってくる。それに気づいた他のお客さんも気まずそうだ
。
が、Terryアンコールに応えて、ふたたび出てきた。Saraがんばってプレゼントを前に掲げてTerryに接近、プレゼントを渡すことに成功。客席前部がホッとした雰囲気に。
アンコールは「BlackPage」。Saraの大好きな曲だ(先日の麻生区民まつりでもやっていた。)。Saraへのプレゼント返しみたいだった。TerryのはDuetでやっていたテンポ60位、Saraはテンポ80の高速バージョンでやっている。Sara曰く、テンポ60ぐらいでじっくり聴かせる方が難しいそうだ。
約2時間半、唯一無二ドラムだけのライヴは素晴らしかった。終演後もなんとも言えない深い満足感を抱えて、帰路についた。
今日も楽しみである。
親父