とにかく暑ーい1日だった。
今までの発表会は川崎市民プラザだったのでクルマで行っていたのだが、今回は渋谷なので田園都市線で。急行を待つ間ホームの端でディジュリドゥを練習、このときは調子が良かったんだけど。
渋谷の街を歩いているだけで、汗が垂れてくる。久しぶりにベースを担いだので重い(クルマ移動に慣れていた)。Saraは道場発表会なのでステッィクケースのみ(親父のディジュを持たされていた)。
Club Asiaは渋谷のあまり環境のよろしくない歓楽街のど真ん中。親としてはちょっと気を使ってしまう(Saraは小さい頃から、O-WESTとかライヴハウスがある場所と認識しているようだが)。
リハーサルは時間がタイトだったので、音出しのみ。ドラムがセンターにない(ステージ上に2台ドラムがせっとされている)のでちょっとやりにくい。
さて、お弁当を食べて、13時に横浜セーラの野口先生率いるドラマーズ・ブート・キャンプで開演。「道場」の名前は伊達でないことを知る。ドラム道場は体育会系だ。
あっと言う間に第1ブロックが終わって、最初のSaraの出番。
キッズドラマー達(道場には小学生~中1までのドラマーが7名ほどいる)のドラムバトル。曲は定盤「チキン」。子供ながらドラム・ソロに工夫を凝らしていて、しかも個性があって面白い。
次のSaraの出番は、「マーチング」。控え室で子供達が輪になって楽しそうに練習していて、本番はどうなるんだろうと思っていたけど。これも子供らしさと個性が見えて面白かった。Saraは川口先生のグラグラ・スネアを叩いて、ちょっとビビリが入っていた(Saraは超気が小さい)。
親父の出番は「ディジュリ」。リハーサルでは普通に出来ていたのに。ディジュリ奏者で、親父のディジュリの製作者、河田さんが遊びに来ていた。「河田さんの前で吹くのか」と思ったら、妙に緊張してしまって。口が乾いて、音が出なくなってしまった。ショック
孝三先生をコケさせ、お客様の笑いをとって、すごすご退散。
時間よりだいぶ早く、第4ブロック。バンド演奏が多くなって盛り上がってくる。
You Shock the PANDAの曲は、ドラマーなら必ず1度はコピーする名曲(孝三先生もニールパートの名演と紹介していた)RUSHのYYZ。動画は下をポチしてね。
演奏曲当てクイズの正解は、菊さん。後でなんかプレゼントします。
ステージ上にドラムが2台あって、キーボードも使うので狭い。前に出て弾いたら、あとで「Saraの前に出るな」と苦情が……。Saraのできはなかなか良かったらしく。孝三先生からは「腕の振りを」、堤先生からは「動じなくなった。バンドのリズムの主導権を取るようになった」と褒められた。Saraはだいたいリハより本番の方が良い。
道場発表会の最後は、ゲストのTake-onと孝三スーパー・バンドの素晴らしい演奏で締め。長くアツい1日が終わった。
毎年思うのだが、道場生のドラムのレベルは非常に高い。Saraも練習してうまくなっているとは思うのだけど、まわりのレベルがもっと高いので、まだまだ頑張らなきゃと思う。Saraのライバル達(キッズ・ドラマー)も増えてきて、みんな本当に上手いので、競い合って成長して欲しい。
親父
発表会でのYYZの動画