日本にいると、日本人は日本人だろと思っているのだが、外国へ行くと「そんな風に見られるのか」とはっとすることがある。
こりんごさんのコメントに書いたとおり、親父とSaraは香港系に間違えられる。
Saraがバンクーバーに住んでいたとき(3歳から6歳)、UBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)の学食で、よく中華定食を食べていた。そこのおばちゃんは、他の人には英語で注文を訊くのに、親父には中国語(たぶん)で話しかける。何度かおばちゃんには、「オレは日本人だ」と説明したが無駄だった。そのおばちゃんは、親父にすごくフレンドリーで、ただでさえ大盛りなのに、さらに大盛りにおまけしてくれるので悪い気はしなかった。いつもSaraと2人で1人前を食べるのがやっとだった。
近所の中華系の八百屋は、親父とSaraだけずっと中国人だと思っていたらしい。
バンクーバー・ダウンタウンの餃子キング(日系)では、親父の顔を見たとたん、店員が「あっ」と言って、日本語のメニューを下げて英語のメニューを持ってきた
良いことも少しはあって、中国人が多いリッチモンドのモールで買い物してると、メチャクチャもてた。このままリッチモンドへ引っ越して住んでもいいなと思うぐらいもてた。なんとかという香港系の俳優に似ているそうだ(Saraママが言ってる悪役じゃないよ)。
地球上に一カ所ぐらい「もてる」場所があってもいい
親父