Saraは、昨日「avex kids キラット☆エンタメ チャレンジ・コンテスト」2次審査に行った。結果は速報したけど、その1日の様子です。
なんと昨日は、朝7時30分に渋谷のClub Asia P集合だった。家を6時15分に出た。「日曜だしまあぎりぎり間に合うだろ」ぐらい思っていたけど、R246はガラガラで6時50分ぐらいに着いてしまった。あの爆発事故を起こした松濤温泉(ブルーシートがかかっていた)の横の坂を上った駐車場にクルマを止めた。この時間はまだ、一晩中遊んで朝帰りの人たちがいっぱいいる。Saraはクルマの中で寝ている。
ドラム・セットを組むための場所には、冷房がなく、狭くて、暗くて、汗だくになりながら組み立てた。avexのスタッフの人が、運搬を手伝ってくれたり、何度も声をかけてくれたり、とても親切で助かった。ドラムという楽器は不便だ。
Saraはセッティングの都合で、全部門の1番最初。逆リハなのでリハーサルは一番最後。待っている間にSaraの表情がショボクなっている。遠くで見ていて「あかんかな」と思っていたら、スタッフの人に話しかけられて少し緊張が解けたようだ。
9時30分ぐらいからリハ開始。モニターはステージ左右なので、ややクリックが聞きにくいようだ。
10時ぐらいからコンテスト開始。フロアには出演する子供達、周りには保護者が並んで、ライヴハウスとは思えない感じ(派手な学芸会?)。Club Asia Pは狭いので、モデル部門・歌部門・エンタメ部門と、ダンス部門で保護者の入れ替えが行われる。
司会者に導かれてオープニングはSaraのドラムから(昨日の動画を見てください)。
ここで親父の辛口批評。イントロ(テーマ)でクリックを聞いていないのか、緊張のせいか走っている。でも、フィルで走っていることに気づいてさりげなく修正したのは、「良くできました」(いつもは慌てて直してドタバタする)。ハイハットを開けるところのグルーブは良い。
ドラムソロ、残念だったのは音源の音量が少なかったこと。ソロで音量を上げたドラムにかき消されてしまっている(音源に合わせたソロだったのに)。
最初の方は、アクセントも大きくて良くできている。スティックが飛んだところは一つの見せ場だったので残念。この後で構成を間違えて、同じようなフレーズを2回繰り返している。タム連打と6連連打、今回は封印するはずだったツーバス(音が薄かったので、前々日に道場で練習したときに入れるように変更)で、どよめきが起こる(審査員が2人立ち上がって声援を送っていたのを横目で確認、ホッとする)。続いてスティック回しで大きく盛り上げる。パフォーマンスの時間は2分なので、ここらでフェードアウトだと思って練習していたのだが、前日の一次審査に続いてフェードアウトなし。練習してないので不安になる。
Saraもドラムソロでツーバスが受けていたので、アドリブでツーバスを入れている(が、アドリブなのでフレーズがさぐりさぐり)。「そんなところでツーバス入れて、終わりどうするんだろ」と親父心配になるが、無難にツーバス連打入れてエンディングへ。神保チックなタム回しで終わる。
Saraのコメントを聞いていたかったのだが、ドラムを片付けなければならない。「家族でバンドやってます。お父さんがVoでたまに私も歌います」とか言っていた。
結果発表は1時30分ぐらいなので、喜楽でラーメン食べて、ブックワンで立ち読みした。この2次審査は、博多・大阪ときた予選で、関東代表を決めるもの。今日は1位通過者のみが発表される。
発表は、保護者が一杯、朝の半蔵門線ぐらい混雑していた。
司会の女性から、モデル部門、歌部門と1位通過者が発表されて、
「エンタメ部門は、エントリー・ナンバー400番……」ほっとした。
このコンテストでもっとも激戦だったダンス部門からは2組が通過者になった。ダンス部門は気合いの入り方が違う感じで、選ばれなかった子達が思わず泣き出している。そうやって強くなるの、Saraだって今まで何回涙飲んだことか……。
Saraが3番目に並んでいるが、寒いからなのか腕を押さえて、しかも恥ずかしいからか俯いている。その姿を見たら「もっとどうどうせんか!」と怒りが沸いてきた。
しかも、インタビューで「今日はいっぱい間違えたから……」といらんことを言いやがって、怒り心頭。いつものことだが、もう少し考えて喋れ
。
発表の後は、Fonkという子供ヒップホップ・ユニットのライヴがあった。
一生懸命頑張ってる子供を見るのは、楽しい。
親父