Saraが家出をしてからちょうど1週間が立ちました。
先週の今頃は、公園、本屋、コンビニ、Saraの立ち寄りそうな所を探していました。
夜遅くに帰ってきたとき、交番で抱き合いました。
Sara(娘)の家出のきっかけは、親父が勉強のことで「同じ間違えを繰り返す」のでメチャクチャ怒ったのがきっかけでした。
Saraの家出は良いリセットになりました。ここんとこちょっと感情的に手を上げるようになっていましたから(拳骨は考えて効果的に使用しましょう)。
親父がSaraに望むことは、「もっと頭を使え」ということです。
ピアノを弾くときは、指の使い方、強弱、音の長さとか、「どうしたら良い音楽になるか」考えて欲しい。
ドラムを叩くときは、ダイナミックス、ストロークの正確さ、グルーブ、「どうしたらもっと良いリズムをたたき出せるのか」を考えて欲しい。
勉強するときは、図を書いたり、表を作ったりして、「どのように正解にたどり着くか」(解法パターンの暗記はダメ)を考えて欲しい。
最近の公立小学校はぬるいから、徹底的に考えさせることをしない。例えば小5で「0.6mで200円のロープを12m買い、5000円出しました。おつりはいくらでしょう?」この程度の問題でも子供は「わかんなーい」と考えるのを止めてしまう。教師も答えを教えて問題が解決したと思っている。6mでいくらになるか考えれば4年生(賢い子なら3年生)でも答えが出るのに。
Saraはプロのミュージシャンになりたいと言っている。「自分の頭で考えないやつ」は、ミュージシャンだろうが、マンガ家だろうが、なんであれプロにはなれない。
Saraよ、親父に怒られて辛いだろうけど、頑張ってくれ
親父