昨日は、孝三先生のライヴを見に行った。
火曜日は、先生にとてもひどい演奏を聴かせてしまったので、ライヴをみてじっくり孝三先生を研究したいと思ったのだ。
そして、自分の演奏と比較してみた(しないほうが良かったかも…)。
まずは、ツーバス。
私はふだんエレドラを使っている。なので、小さなパワーでも大きい音が出せる。
だから、生ドラムになると、とても音量が小さくなってしまう。
孝三先生と私だと、パワーの差がアリと人間ぐらい大きくある。
次にシンバルの表現。
先生は、パワーがあっても、やわらかい音色を出している。
私の場合、パワーを出すと、メタルなどで使う音色になってしまう。
先生をよく見ると、シンバルを払うようにして叩いていた。
父に何度も言われたことだ。
演奏をするにあたって、最も重要なのは、他の演奏をきくことだ。
私みたいに音源に合わせていると、感覚で曲を覚えてしまうことが多い。
でも、ジャズをしていると、そのときそのときで、ソロの時間がちがう。
だから、他のパートを聞くことが大切なのだ。
先生をみていると、目と目で合図を送ったりしていた。
そうやって、ソロをしている人の音を聞いて、コミュニケーションをとっていかなければならないのだ。
それは、曲を作る上でも大切なことだと思う。
初めてあわせるときはメロディーしかないときもある。
そういう時には、他のパートが道しるべになるのではないか?
fragileの演奏をききながら、わたしはそんなことを考えた。
Good night,
Sara.