職業訓練で資格を取れたのに、私はすぐに
就職活動をしなかった。

もしかしたら離婚しないでやり直す可能性も
あるのかも。
それと地元で生活していくというイメージが
どうしても持てない。
住んでいた北海道に戻りたい。
滋賀県もよかった。

そんなときに、一度 夫に会った。
怖かったし不安だったし、でもこの人といたら
生活はしていける。
そんな葛藤で毎日グルグルしてた。

周りは言いますよね。
「離婚したら子どもがかわいそう」

「父親のいない子どもはかわいそう」

「子どものために一緒に暮らしなさい」


結論から言うと、私が無理と思ったら無理。

自分の人生は自分が生きるしかない。
自分で選んで責任を取るしかないんです。

そんなときに夫が言った一言。
「お前は子どものためと言うけど、結局は
自分が1人で生活していくのが不安だし怖いから
子どもを言い訳にしているだけだろ」
まさにその通りだと思った。

そんなときに両親が不仲の友達が私に
言ってくれた。
「私は両親に離婚してほしかった。
経済的に不安だから我慢している母親よりも
頑張っている母親を見せてほしかった」

私を決断させたのは、彼女のこの言葉。
私は私の脚で立てる女になる!

さぁ仕事見つけるぞ!
そう張り切って動き始めた瞬間に世界を混乱
させる出来事が起きた。
リーマンショック。