どのくらいかかったっけなー。
やっと離婚が成立した!
申し立てたのは私だから、毎月 長野から滋賀の
大津家裁に通った。
せっかく行ったのにドタキャンされて
相手が来なかったこともあった。
あんなに離婚したがってたのに、いざとなると
なかなかしてくれないもの。
子どもを手放したくないのかもしれないけど
破綻した夫婦関係の中で育てることに
なんの意味があるのか。
無理なものは無理なわけで。
お互いができることを考えたい。
結局、私の希望の条件ではなく相手の要望を
飲むカタチで離婚してもらった。
離婚を成立させる瞬間だけは、同じ部屋に
並んで座らなくてはならない。
間に裁判所の人が座ってくれて。
なんかものすごく久しぶりに夫の顔を見た。
結婚しようとさえ思った人のはずなのに、
道ですれ違う人くらい他人に感じた。
娘に出会うための結婚だった。
家庭裁判所を一歩出たときのあの清々しさは
きっと一生忘れない。
青空に向かって1人ガッツポーズしたのを
覚えてる。
必ずいつか笑える日がくる。
そして夫の顔を穏やかに思い出せる日が
くると信じてる。

