これまで、観劇の日が悪天候だった記憶がほとんどないのですが、

まさかまさかの雨……初日なのに……!

座組の中に雨男/女がいたのかな(笑)

 

でも、そんなお天気もどーでも良くなるくらい、

雨で沈んだ気分をすべてぶっ飛ばすくらい、

最高に楽しい作品でした!!!

 

 

(雨だったから、外のポスター撮れなかった……)

 

 

 

 

 

元々、オリジナルであるB'wayの音源を聴いていて、

どんなお話かも大体わかっていたんだけれど、

予備知識をも軽く飛び越えるレベルで楽しかった!

楽しい、ほんとその一言に尽きる作品でした!!

 

でもちょっと、しんみりするシーンもあったり、

自分に重ね合わせて、ぐさっとなる台詞もあったり。

 

けれど、最後にはもちろん大逆転。

スカッとするわ、ハッピーになるわ、で、

この先3ヶ月分くらいの幸せをもらったような気分(笑)

 

 

 

【エル・ウッズ/神田沙也加さん】

もちろんお名前もご活躍っぷりも知っていたけれど、

実際に観るのは、意外にも初めてでした。

 

もうね、エルそのもの!

最初にキャストが発表された時から、「ですよね~~~」ってなった期待を全く裏切らないキャラクターでした!

 

正直、彼女がミュージカルに進出して来た頃は、

全く実力を伴っていないのにコゼットとかやってるし、

全然上手くないのにメディアにはもてはやされるし、

まあ、こっちに出て来れたのも完全に七光りだと思ってました。

今でも、ミュージカルへ来たきっかけは七光りだと思ってます。

(ファンの方、気分を害されたらすみません、でも本心です)

 

けれど、きっと本人にも思うところはいろいろあったんでしょうね。

あれから、すっっごく努力されたんだと思います。

今回も、まだまだだなって思うところはある。

地声はなかなか張れてるけれど、ファルセットになった途端に声量が落ちる。

だから、「圧倒的」という言葉はまだあげられない。

 

でも、日本でエルという子をやれるのは、彼女を置いて他にはいなかったと本気で思います。

言ってしまえば、自己中でわがままで思い込みが激しくてうざい、エル。

でも、彼女の幸せをあれだけ応援してくれる友達がたっくさんいるのは、

一重に、彼女がカリスマ性に満ちていて、人を惹きつける魅力があって、

何より、自分と自分の周りのすべてを愛してるから、だろうなって思います。

それが、神田ちゃんの本来の姿とぴったり合っていた。

だから、神田ちゃんはエルそのものでした。

本当に、素晴らしかったです。

 

あとね、単純にスタイルが良すぎる(笑)

バニーガール(みたいな)姿の、あれ、何!?マネキン!?

かわいすぎるわ~~~~( ;; )( ;; )♡

あんなどぎついピンクとプラチナブロンドを完璧にモノに出来るのも、

きっと神田ちゃんだけ!

 

 

【エメット・フォレスト/佐藤隆紀さん】

2015エリザ以来のしゅがーさん!

あのフランツで、「何この優しすぎる上に美声すぎるフランツは!?」と衝撃を受け、

この作品も、ほぼしゅがーさんお目当てで行ったのですが、

期待に違わぬ優しさと美声でした……♡

 

まず、まさかの前説で、

「やあ、僕はエメット・フォレスト」(文章はニュアンス)

の、超絶エエ声。初っ端からかましてくる。

「上演中は音は立てないでね(中略)ブルーザー(ワンちゃん)にも出来るんだから、みんなも出来るよね?」

出来ます!!!!!!します!!!!!!静かにするね!!!!!!

ってなりました、これだからきもいヲタクはいけない(特大ブーメラン)

 

優しいのはいいけれど、押しに弱いし意思表示が曖昧だし、

どこか頼りない先輩の、エメット。

そして、前半はもっさーい格好。

でもそれがまたかわいいというか、それはそれで魅力的というか(笑)

「勉強頑張ってる君(エル)に、クリスマスプレゼントだよ!すごい時間の節約になるんだ!リンスインシャンプー!」

馬鹿だ~~~~~~この子馬鹿だ~~~~~かわいい~~~~~←

 

でも、中盤でエルに服を見立ててもらって華麗に変身!

いい!ちょっとスタイリッシュになって、前髪も決まってる!素敵!!

あ、因みにこの変身シーン、まさかの公開生着替えです、下を(笑)

姿が変わるのと同時に、ちょっと中身も変わって。

教授にきっぱりと物申すところは素敵だったな~~♡

あんな風に守ってもらえたら、そりゃ女の子はうれしいですよ♡

 

歌声はもう、さっすが!何も言うことありません!!ひたすら素敵!!

役柄が役柄なだけに、ばーんとした見せ場がなかったのはもったいなかったけどね~~。

でも「立ち上がるんだ」が良かったな~~♪

「頑張れ!負けるな!」って熱量ばんばんで言われるのもいいけれど、

しゅがーさんのほわーんな美声で応援されたら最高だよ……!

「ゴミ、ゴミ、これもゴミ!」と「保存状態が、いいね~♪」をすごく覚えてる(笑)

 

見ていて、時々サカケンさんが脳裏をよぎった……似てません??(笑)

 

 

【ワーナー・ハンティントン3世/植原卓也さん】

「黒執事」のグレルとして、もちろん知っていました。

実際に観るのは、初めまして。

 

いや~~~1人だけ、頭身がおかしい!腰の位置がおかしい!

エルもエルだけど、その彼氏ってんなら、まあこうだよね、と(笑)

しかも、立ってるとかなり大きいのに、座ると急に小さくなるのは……座高が……ひえええええええええええええ

……神は時に、二物も三物も与えるもんだね。ボク、カナシイ。←

 

歌は、グレルで気になってたほどのクセはなくなってた、かな?

ちょこちょこと見受けられはいたけれど。

まあ、あれくらいなら、ワーナーのイヤ~なキャラクターを出すのにちょうどいいかも(笑)

 

そう、ワーナー……いや、だめだよ、あいつは!!

決していやなやつってわけではないんだけれど、

うーん、一生結婚は出来なさそう(笑)

あいつが弁護士になったら、

最初は自信満々そうだけど、ちょっと痛いとこ突かれたら、すぐまごついちゃうんだろうなぁ……なんて情けない(笑)

 

 

【ポーレット/樹里咲穂さん】

なんかね、“いいおばちゃん友達”って感じがぴったり!

元男役さんだからか、無駄にかわいすぎることはなく、でも全く女性らしさがないわけではなく。

エルに対しては、どんなことがあっても、

「大丈夫よー!頑張りなさいよー!」

って、どーんと応援して何でも受け止めてくれるのに、

自分の恋のこととなると、

「彼、素敵……♡ でも私には無理~~!」

と弱気になってしまうかわいらしさ(笑)

あんなお友達ほしいな~~!と、純粋に思える素敵なキャラクターでした。

 

2幕の「Bend and Snap」はもう(笑)

とにかく歌詞が直接的すぎる(笑)

「かがんでおっぱい!」ってあんな大真面目に連呼されて、

笑わない人がいるのならぜひお会いしたい、ってくらい(笑)

 

 

【ヴィヴィアン・ケンジントン/新田恵海さん】

全くの初めまして、さん!

経歴を拝見しましたが、声優さんなんですね~~。

確かに、どこか声が特徴的でもあり、聞き取りやすくもある方だった……!

しかも歌もめっちゃ上手いし……最近の声優さんって、みんな、歌まで完璧なの?どゆこと??

 

ヴィヴィアンは、まぁ確かにイヤな立ち位置ではあったけれど、

なぜか最初から、あまり反感は持たなかったなぁ。

むしろ、その分ワーナーにむかついてた(笑)

 

 

【ブルック・ウィンダム/木村花代さん】

「ミス・サイゴン」エレン以来かな?

ちょっとお久しぶりでした。

 

キャラクターが全然わからなかったので、

いつ出てくるのかな~って待ってたら、まさかの初登場が2幕という(笑)

でも強烈なインパクトのある登場だったので、

キャラクターの濃さは、他に引けを取らなかったと思います(笑)

(でも稽古場お写真見たら、1幕にも他の役で登場してたんですね!気付かなかったわ……!)

とにかく動いて運動してシェイプアップ!

という感じの、わかりやすーく厳しいエクササイズのインストラクター。

ちょっとぜい肉ついてるだけで「豚!!」って言われそう(笑)

トレーニングシーンで、花代さんのそれはそれはお美しい腹筋が拝めます。

役得、と言うべきか何と言うか。←

 

 

【キャラハン教授/長谷川初範さん】

テレビでよくお見かけしていた俳優さん。

ドラマなどでのキャラクターがすごく好きだったので、ミュージカルで拝見できるのが楽しみでした。

 

この作品、前述のように、とにかく明るくて楽しくて、

そのノリに乗ってるだけでチケット分の価値ある、と思えるほどでしたが、

ストーリーももちろんしっかりしていて。

そのストーリーにおける、いちばんの衝撃がこの教授でした。

こういう、「女の子が、雨にも負けず風にも負けず、頑張る!」って感じのお話(「ヘアスプレー」とか「プラダを着た悪魔」とか)って、大体途中で大きな挫折があるわけで。

原作の映画をちゃんと観たことはありませんでしたが、きっとこれも、そういうのあるんだろうな~と思って観てました。

裁判で思いっ切り不利になる、とか。

ブルックが有罪寸前になるほどの失敗をしでかす、とか。

あるとしたら、きっとそういうのかなって。

でも、全っっっっっ然違った……!

まさかの!キャラハン教授が!え!?そこ!?!?

(※初演の初日開けたばかりなので、一応伏せておきますね)

あまりにも意表を突いた、あまりにも突然のことだったので、

その瞬間、何が起きたか全然わからなかった……。

教授~~~「厳しいけど本当はいい先生」ポジションだと思ってたのに~~~!

 

教授に対しては、そんな衝撃もありましたが、

演じられている長谷川さんは、さすがの佇まいというか、ベテラン感が最高でした。

スーツ着て立ってるだけで様になるね……!

でも、「ゲイかヨーロッパ人」のシーン、

それまで「厳しい鬼のキャラハン教授」だったのに、

あんな変な曲の変な振りを、急に一緒に踊り出すから面白かった(笑)

かわいいです、教授(笑)

 

 

アンサンブルさんたちも、みーんな印象的!

人数少ない分、一人一人の個性がすごく際立っていて、

みんなキラキラして見えました!

 

エルのお友達3人組とか、ほんと、あんな友達ほしい!

下手したらエル以上にポジティブだぞ(笑)

 

アンサンブル曲で個人的にいちばんのヒットは、

やっぱり「ゲイかヨーロッパ人」かな(笑)

いや、もうタイトルから衝撃的すぎでしょうよ!!

1曲の中で何回「ゲイ」って言ってんだよ!!

誰だ、「香水つけてる男は大体ゲイ♪」とか歌ってたやつ!!(笑)

しかも結局、「ゲイでヨーロッパ人♪」って、どっちもかーい!!!!!

CD出たら、この曲の再生回数100に乗せる自信ある。←

 

 

 

何度も言うけど、ほんっとーに楽しかった!

 

真剣に2回目を考えたけど、どこを見てもチケット完売でした……。

うん、でもこれは多くの人に観てほしい!

そして楽しさを分かち合いたい!!

ので!ぜひ!迷ってる人は、行って下さい!

(地方ならまだチケットあるところもあるみたいなので)

 

あ、あとこれから行かれる方、

自分アンケート出してくるの忘れてしまったので、

自分の分も、アンケートに「CDほしいです」って書いておいてください、お願いします(笑)

思わぬ大出費(しかも不本意しかも半ば強制)のバカヤローで、2月の観劇を諦めざるをえず、お陰様で既に「劇場の空気吸ってないことに起因する無力感」に苛まれています、初原です。
何ともまあ、面倒な体質になってしまった(笑)
 
 
 
タイトルの如く、昨今のミュージカル円盤事情について、ぶつくさ吐き捨てます。
おそらく、一部の人を不快にさせる内容を含みますので、閲覧は自己責任でお願いします。
 
「そういうことをネットで言うなよ!」って?
仕方ないじゃん、語れる相手が間近にいないんだもの!!!!(切実)
 
 
 
ここ数年で、東宝界隈の観劇する人の年齢層が少し変わった気がします。
もしくは、某王子様たちのような若手が、こちら側(ちょっとクラシカルなミュージカル、っていうんでしょうか)の作品に多く参加するようになったので、そのファンの方々が、東宝やホリプロ作品に観にいらっしゃるようになった、というのもあって、年齢だけでなく、観客のキャラクター(性格?性質?)も多少変わっているように感じます。
 
個人的にはちょっとびっくり、というか。
小学6年生の時に祖母に連れて行ってもらった「エリザベート」では、観客の9.8割くらいがおば様だったし、高校3年で「レ・ミゼラブル」観た時は、それより若干は若い人増えてはいたけれど、やっぱりご年配の方が多かった。
 
いや、すごいいいことだと思う。「ミュージカル最高!」を同年代と語り合える日が来るなんて……!
祐様トートの感動をいくら話しても、親ですら「ふーん」な反応だったことに絶望していた、12歳の自分を励ましてあげたい気分です(笑)
「大丈夫だよ、ういちゃん!あと10年後くらいには、ちゃんと仲間いるから!」
……10年か、長いな(笑)
 
 
その、観客の変化によって、最近は東宝でも「DVD化して!」「CD出して!」という声が、上がりやすくなりましたね。
もちろん、昔もなかったわけじゃないんでしょうけれど、ここまで目立った動きはなかったんじゃないかと思っています(あったとしたら、ぼくが疎いだけだ、忘れて)。
 
自分も最近知ったことですが、某王子様界隈の舞台では、DVD化がごくごく普通のことみたいです。
だからこそ、なのかな。
というか、むしろそちらから来たファンの方々からしたら、今までは普通にDVDで観られてたのに、急に畑が変わったら、「DVD化?は?いつもしてないけど?」って、ナンデヤネーーーーーーーーーーーーーンって感じですよね(笑)そりゃ、言いたくもなるでしょう。
 
その辺の線引きがどこでなされているのかはわかりませんが、東宝・ホリプロ系は、基本的にあんまり映像媒体で残ることはないです。
新作はCD出たり出なかったり、出てもハイライト版で数曲なかったり、がザラです。
何でか、は、自分もわかんないですが、1つは版権の問題かな……?何せ海外作品が多い(というかそれしかない)ので。
 
 
ぶっちゃけ自分は、あれもこれもDVDになることにはあまり賛成しない人間です。
 
おそらく理由の1つは、「東宝作品は映像に残らない」という、12歳で覚えた定義が身に染みているからでしょう。
諦め、というよりかは、「そういうもんだと思ってはじめっから生きていた」というだけ。
だから、ちょっと系統の異なる舞台業界ではDVDが普通だ、と知った時の衝撃は、「お歳暮に毎年パイナップルを送ってくれる親戚は、たまたまパイナップル育ててる農家ってだけで、別に南国に住んでるわけじゃない」と知った時のショックと同じでした。
何と同じにしてんねん、って?いやびっくりしたんだな、これが。←
 
 
もう1つは、「あんまりお手軽に観られるようになるのはイヤだから」。
ヲタクの厄介な独占欲ってやつですかね。
 
大学生になってある程度自由になったとはいえ、毎回A席とはいえ、やっぱチケットは高いです。お陰様で貧乏から抜け出せない程度には高いです。関東に住んじゃあいるが、交通費も0ってわけじゃない。
本音を言えば、どの公演だって2回以上、目に焼き付けるレベルの回数で観たい。好きな作品なら尚更。
でも、それは金銭的にほぼほぼ不可能だから、なけなしのお金はたいて、1回だけ行く。
そしたらそこでは、普段生きている現実ではとてもとても味わうことの出来ない、壮大で優美で、どこまでも非現実的で、ものすごく刹那的な、煌きや輝きに必ず出会える。
 
その“特別感”(と表すのが正しいかどうかわからないけれど)が、個人的には好きなんだと思います。
 
ミュージカルはどんなものでも大好きだけれど、大好きで大好きでたまらない理由の1つが、「たった数回、下手すると1回しか観られない、終わったら次にいつ観られるかわからないし再演があるかどうかもわからない、けれどその1回がくれる、劇場という特殊空間でしか味わうことのできない感動」。
だからそれが、「普段と何ら変わりない自分の家で」「日常と同じ空気感の中で」「何回も何回も観ることができる」という、ともすると、作品そのものが与えてくれる感動の価値が下がってしまいそうな状況になってしまうのが、自分は怖いのかも。
 
M!もエリザも、DVD買ったけれど、3時間がっつり時間が取れて、他の事何も手に付けずに観ることが出来る状態でないと観ません。
何か、片手間で観るなんてイヤだし、途中で切ったり、場面すっ飛ばしたりしたくないから。観る時はいつも部屋暗くするし(笑)
だから、どちらも買ってしばらく経ちますけど、そんなに回数観てないんじゃないかと。M!に至っては……って、去年の夏から後輩に貸しっぱなしで返って来てないんだった(笑)はよ返せ(笑)
 
「ミュージカルの文化が、もっとポピュラーになればいいのに」とは思いつつも、あんまりにも人気になりすぎちゃうのはちょっと……と思っちゃうのと、ある種、似た感情なのかもしれません。
うーん、考えれば考えるほど、わがままですね(笑)でも許してほしい、こんなこと以外でわがまま言うこと滅多にないんだから(知らんがな)。
 
 
ま、出たら出たで買うんですけどね、ええ!
だって!東宝さんにはいっぱい儲けてもらわないと!!←
あれやこれやを再演していただいて!ブロードウェイの諸々をたくさん輸入していただいて!これからもミュージカル部門にたくさんお金回していただかないといけませんから!!!
 
あーあ、1789のDVDはまだかなー!!!!!!←

フランケンは、韓国版が、公式で曲場面の映像を上げてくれてるから、まあもう抜け出せないですよね。初原です。

 

というわけで、続きいってみよ~~~~!

 

 

 

(この3分半だけで十分泣ける)

 

 

 

【ジュリア/カトリーヌ 音月桂さん】

宝塚現役時代の映像しか観たことなかったので、実質初めまして、です。特に、女性の役をしてらっしゃるところは初めてでした。

 

元男役の方が、宝塚を卒業して改めて女優デビューされた時にはいつも思うんですけれど、あの華麗な転身っぷりは何なんでしょうね????「1789」の凰稀さんにも思いましたけど、「この前まで男で~」とか言って、いや十分お綺麗やないかーーーーーーい!

綺麗だしかわいいし、ピュアだし真っ直ぐだし……こんなお嫁さん、ぼくだってほしい!!!!←

そんなジュリアでした。純白のドレスが、容姿にはもちろん、そのキャラクターにもよくお似合いで……!

ただジュリアに関しては(これは脚本の問題?)、どうしてあそこまでビクターに思いを寄せるのかがちょっとよくわかんなかったなぁ、という印象です。「出会ったのは子供の頃だから」で集約されるんですかね?うーん、まあその理由でもわからなくはないけれど……いまいち説得力には欠ける、かな……。

 

そして、カトリーヌ。すごい個人的な感想ですけれど、こっちの方が、音月さんのキャラ(舞台では初見なので、どういう方なのか、今回観ただけの印象しかありませんが)に合ってる気がしました。どなたかがTwitterで、「ドスの利いた美形」とか言ってらしたような(笑)でもすっごく的を得てる(笑)

「父に犯され、母に売られ」っていう生い立ちは、ぶっちゃけ「ありがち~~~」と思って観てました(笑)フェルナンドからの取引も、まぁたぶんウソだろうな、と……。むしろ、薄々勘付いたからこそ、「自由になれる!こんなところから出てやるんだ!」と、怪物への罪悪感をかなぐり捨てて歌うカトリーヌの姿に、胸が苦しくなりました。

で、「こっちを見ないで、化け物!!!!!!」はね……辛すぎるよね……。製作陣がこの舞台で表現したい、「人間の本質の恐ろしさ」がいちばん集約されている一言じゃないかなと感じました。

このセリフ、かっきー回では割とあっさり言われてたのですが、個人的には、あっきー回で見た「こっちを見ないで……化け物ーーー!!!!!!」のため具合がすっごい好きです。

 

音月さん、現役時代から「歌、ダンス、芝居」のフルコンボマンとして有名でしたし、実際、ロミオとかすごい好演でしたけれど、ジュリアの音域はまだきつそうですね~~。1回目の時に観て、「あ、今日は不調なのかな?お疲れかな?」と思ったのですが、2回目も同じだったので、たぶん単純に(言い方悪いけど)歌えてないだけなのかも。

逆に、カトリーヌの音域はばりばり得意分野かな?かっこよかったです!

 

 

【ルンゲ/イゴール 鈴木壮麻さん】

ルンゲ……まっさかこんなキャラクターだとは!(笑)確かに開幕前、「この話、こんなどん重くて、どこで笑い取るんだろう?もしかして、そういうの一切ナシか……?」と思っていたのですが、ばっちり取ってくれましたね、笑いを!それも、ベテランなそーまさんだからこそ成せる技だったと思います、さすがです!

 

*あっきー回

ルンゲ「質問ですか?命令ですか?」

ビクター「命令だ、来い!(手を叩く)」

 

*かっきー回

ルンゲ「質問ですか?命令ですか?」

ビクター「ひっぱたかれたいんですか?」

ルンゲ「愛されたんです(きりっ)」

ビクター「無理(即答)」

 

大好評のアドリブシーン、最高でした(笑)

 

その分、歌が少なかったのは残念だったな~~( ;; )そーまさんの歌声大好き(そーまさんフランツを聴いて10年育った)だから、久々の生歌声を堪能したかったのだけれどぅ。

ルンゲの立ち位置を含む、フランケンシュタイン家の家督云々の事情に?な部分が。長くなると思うので、他の部分と併せて、それは別記事で。

 

イゴールは……正直、よくわからない(笑)

まずあれは何なの?男?女?中性?何人?何歳?コロッセウムでの立ち位置は?彼は何の役割なの?何で彼は虐げられないの?何でそんな恰好してるの?エトセトラエトセトラ……とまあ、疑問点列挙するだけで日が暮れそう(笑)見た目だけれ言えば、ピエ、ロ?

何にせよ、そーまさん(の事務所)、よくあんなのOKしたなって感じです(笑)

 

 

【ステファン/フェルナンド 相島一之さん】

テレビでしか拝見したことがなくて、個人的にもあまりお歌の印象がなかったので、キャストにお名前を見つけた時にはびっくりしました。制作発表で、ご本人もかなりびびってらっしゃいましたけど(笑)

 

でも、ステファン、素敵なパパであり叔父さんだったと思います。ビクターの目線からしたら、うるさい叔父、ってことになってしまうのだろうけれど、何もビクターが嫌いでああしてるわけではないし、何より、「呪われてる」だの「魔女」だの言われてる身寄りのない甥と姪を、こんな歳になるまで見捨てないでいてくれてるんだから、良い人に違いないと思う。

お歌は、舞踏会の1曲でしか聴けなかったけれど、最後にはセンター取ってびしっと締めくくってる姿、素敵でした!自分、こういう「テレビやストレートでばりばりキャリア積んでるけど、ミュージカルは初挑戦なベテランさん」の歌って何か好きなんですよね~~。相島さん然り、バイオの横井さんとか、デスノートの鋼太郎さんとか。「歌唱力」という見方をすれば、そりゃ周りのミュージカル専門業者(言い方)たちには及ばないんでしょうけれど(でも決して音痴ではないし下手じゃないけどね)、これまでに培ってきた「言葉で伝える」という能力を上手く歌に変換して、すごくいい味のある歌唱をされていると思うんです。だって、バイオの「ジルマ」、めっちゃ泣いたもんんんん( ;; )あと単純に、「初挑戦、やばい、歌、どきどきする」ってなってるベテランなおじちゃんたちがかわいい(笑)

 

に対して、フェルナンドはわっかりやすい下衆野郎(褒めてる)で。相島さんって、テレビや映画だとこういう役が多いなって印象なので、もしかしたらフェルナンドのキャラは十八番なのでは(笑)あと、チューバヤへの愛情がすごいね(笑)

 

 

【エレン/エヴァ 濱田めぐみさん】(※ごりごりの偏愛注意)

めぐさんが出てらっしゃる舞台を観に行く、という行為は、めぐさんの神々しさを拝み再確認しに行く、という行為に等しいのですが、今回もばっちり再確認してきました。結論から言おう、濱田めぐみ様は大明神である。天照大神である。アフロディテである。

 

というか、エレンが女神すぎる……あんなお姉さんほしい!ほ゛し゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!!←

女神というか、聖母?もう何なんでしょう、あの優しさと清らかさと麗しさと温かさ!!あんな素敵なお姉さんいるのに、何でこうなったん?ビクター?(笑)

「♪孤独な少年の物語」では、ちびビクターとがっつり絡んでいくエレン。あの年齢差なら、母親に見えちゃっても不思議じゃないのに、なぜかめぐエレンさんは、ちゃんと「姉」なんですよね……何で……?すごすぎません??というか、前々から思っていたけれど、めぐさんって話し声めっっっっちゃ若いよね。そのせいもあるのかな?

「♪その日に私が」の大女神降臨の図式は、ほんと泣いた。あの曲、ほんとにオリジナルからもってきたんですか?めぐさんに歌わせるために、日本版で加えられたんじゃなくて?本気でそう思うくらい、めぐエレン姉さんの優しさが暴発していました。暴力的なまでに優しかった(あからさまな矛盾)。あの聖母に、「私がぎゅっと~抱いてあーげるーから~」なんて歌われたら……そりゃ泣くよ~~~~~~( ;; )エレンんんんん行かないでええええええええ( ;; )( ;; )

エレンの処刑はね~~正直、話の流れとしてはよくわかんなかったけどぉ(笑)まあでも、呪われた家の女って言われてるわけだから、ちょっと何かあるとすぐ非難の対象になるってことなのかな?大した証拠は要らない、というか。作品の時代的にはナポレオン直後らしいから、凶器の指紋とか採らないだろうし。

あ、でも村人的に、エレンは絞首刑でいいの?とは思った。「あの家は呪われてる」って言うなら、火あぶりの方がいいのでは?魔女裁判だと、大体火あぶりだったよね?っていうか、アンリとエレンはほぼ同罪(人殺し)なのに、何で処刑のしかたちがうのだろう。

 

1幕で十分な聖母っぷりをどばどば発揮されためぐ様。かと思いきや、2幕では一転、文字通りに暴力的な、もう1人のめぐ様、降臨です。

開幕前のインタビュー記事で、ご本人も仰ってましたが、エヴァはやばい。人間らしい感情が一切ないって凄まじいな、と思います。これは単なる憶測ですが、たぶんエヴァのこの歪み切った性格は、「幼少時に辛いことがあった」とか「苦しい思いをして生きてきた」とかじゃなくて、「昔から周りのやつらはみんなこうだった」方じゃないかなって思います。慈悲とか情けとか、命の尊さとか、そういうの無視してるとか捨ててるわけじゃなくて、単純に知らないんだと思う。彼女の頭の中に、そんなもん入ってないんじゃないかな。だからこそ、怖かった。あの人には何を訴えても、何も響かないと思う。

カトリーヌの手にナイフ当てるところ……。「そう簡単に殺しゃしないよ……肉をえぐって、ミンチにして、牛(馬だっけ)のエサにしてやるんだ……」って、ものすごい笑顔で言いながら、カトリーヌにナイフ(もちろん刃の方)握らせて。痛みに悶え苦しむカトリーヌから一瞬も目を離さないで。……もう怖すぎて、鳥肌が止まりませんでした。2回目観て、こういうのがあるってわかってても怖かった。観れば観るほど、心臓がぎりぎり痛んで、ほんとに怖くなってきちゃったので、2回目の時は思わずオペラグラス外しちゃいました。怖すぎて、見てられなかった。あんなめぐさんは初めて見ました。

 

 

 

というわけで、準メインの俳優さんたちも、ほんっとーーーーーに魅力的な作品でした、フランケン!

役者さん別の感想はこれで一応完了、になります!最後までお付き合いいただき、ありがとうございました~~♪

 

 

……そう、役者さんたちには賞賛しかなかった。大拍手だった。

ただ、脚本とか演出とかそっちの方には……ちょーっと言いたいことが……!

 

なので、次の記事ではそこんところつつきます(笑)そういうの読みたくない人は、本当に読まないでね、結構あるから(笑)

閲覧は自己責任でお願いしまーす。