高速道路料金が発表された。


自民時代の上限 \1,000 にも迷惑したが、今回の料金改定は自民以上に大バカな政策だ。


ハッキリ言って、民主党には幻滅した。




生活第一と言っていたのではないのか?




地方には、高速道路を使って通勤している人・通学している人がいる。

その人達にとって、100km 以下の場合に適用される「通勤時間帯割引」は有り難い制度だった。

それにもかかわらず、通勤時間帯割引をはじめ、各種割引を廃止すると言っている。

私の会社の人も、生活に響くと言っている。



一方で、新幹線・飛行機・高速バスといった交通手段があるにもかかわらず、レジャー等で遠出する人に対しては、上限 \2,000 という手厚い制度となっている。



そして、「コンクリートから人へ」と言っていたにもかかわらず、またコンクリートを作ると言っている。



まさに、「生活第一と言ってみたが、内心はコンクリート大事だよね」政権だ。



本四高速についても不満が残る。

その料金設定には、納得がいかないところがある。



「競合するフェリーなどの交通機関に配慮して、\1,000 上乗せした」

なんて軽い発言なんだと。



知らないはずがないが、自民の上限 \1,000 政策で、既にフェリーが廃止になっているところがある。

特に、西瀬戸自動車道の近辺のフェリー航路は、既に廃止されてしまっている。


廃止された後で料金上乗せしますというのは、おかしくないか?


国が民間企業を倒産に追い込んで、独占状態にしておいて、料金上げますと言っている。


生活で本四間を頻繁に通行する人からは \3,000 を徴収する。
レジャーで京都から青森まで走る人からは \2,000 しか徴収しない。



今回の改定によって
・100km 以下の区間で生活で使っている人に対しては、割引廃止によって負担増になる
・本四も競合フェリーが既に廃止になっているにもかかわらず値上げされ、負担増大である
・一方で、長距離を走る人にはメリットが大きすぎ、新幹線・飛行機・高速バスといった公共交通機関に打撃となる



生活第一というなら、「どこまで行っても半額」もしくは「無料」にすべきであるが、民主党には生活第一を実現しようという気は全く無いようだ。

ただ、私は「無料」には反対だ。




今回の高速料金改定だけでなく、諸々の政策を含めて、もう二度と民主党には投票しないと言っている。



さよなら、民主党。
前原誠司国土交通相が、JR東海に対して、羽田空港に新幹線の乗り入れを打診したというニュースが流れていた。

JR東海は乗り気ではないとのことだが、乗り入れさせるべきだ。


海外からの客が羽田に降りて、そこからすぐに新幹線に乗ることができるなんて、すばらしいことだ。


もし、JR東海が羽田に乗り入れないなら、国からの補助を全て打ち切るぐらいの勢いで、対応してもらいたいものだ。

もちろん、リニアも無しだ。