あるハナモモの物語
晴れた日の朝
は、隣家に住む義理母(グランマ)の後にくっついて
庭の植木に水やりをするのが息子の日課。
ひとしごと終えると前庭続きの隣家に、のぼりかまちから侵入。
家中を荒らして困らせています
。
世の中は今日からGW
我が家は遠出するわけでもなく、変わり映えしないいつも通りの朝でした。
グランマ 「ねえねえ、この枝、腐ってない??」
ボク 「うぎゃ、たしかに・・・。中、どうなってるんだろ。」
グランマ 「ためしにちょっと切ったみたりして!?」
ボク 「・・・やっちゃいましょうか??」
そんな安易なやりとりが、大事件に発展するとは!!!
梯子をかけて、直径10cmほどの先端の方の枝をのこぎり
で切りにかかります。
久々の大工仕事、下では期待をこめて見つめる息子
。
いいカッコウをみせたい!
のこぎりを握る手に気合がはいります
庭で一番大きなハナモモの木
斜めに枝葉をのばし、グランマの居間の窓に気持ちの良い木漏れ日を作っていました。
幼い頃、妻の姉妹がハンモックを吊るして、昼寝をしたという、
家族の歴史を見守ってきた木・・・
そんな我が家の銘木がっ!!!
先端の枝を切り終えた直後、ぎぎーーっという不吉な音とともに、
グランマの家の窓にのしかかり、倒れてきたではありませんか![]()
梯子の下では、息子を抱いて慌てふためき逃げるグランマ。
梯子の上で、腰をぬかしかけているボク。
たぶんボクが切った枝は、倒れかけていた大木の重みを、
壁にもたれて支えていたのでしょう。
支えをなくしていっきに崩れた木、一同唖然
今年の夏には、息子のためにブランコをつけてあげよう思っていたのに・・・
ブランコどころか下敷きになるところだったとは![]()
グランマとボク、
「ずっと危なかったんだよ」
「そうだ、そうだ」
「今、倒れてよかったよ」「だよね」
お互いに励ましあいます。
「で、、、、この木どうしよう・・・」
チェンソーを買ってきて、自分で解体しようとも考えたけど、
結局いつもお世話になっている植木屋さんにSOS
すぐに駆けつけてくれました。
倒木の解体ついでに、とんでもなく勝手なお願いしちゃいました。
「思い出の木なんです!」
「捨てないで残したいんです・・・」
「子どもも大人も座れるイスにしたいなーとか・・・」
「ちょうどGWに庭でBBQする予定だし、
将来、息子の友達が遊びに来るかもしれないし・・・」
「細かく切りましょうか??いいですよー」と。
なんと心優しい植木屋さん![]()
そのうえ、図々しくも追い打ち
「すみません、、、でれきでば、チビ2つ、大人用3つくらい」
チェンソーの調子が悪い中、のこぎりで切り、段差のないように丁寧に仕上げ。
汗水たらして、なんとこんなに素敵なイスが完成![]()
歴史を見守ってきた大切な木とはお別れですが、
ベンチとなって家族を支え、庭で過ごすひと時を、より豊かにしてくれるでしょう。
二人の素敵なアーティストさん、本当にありがとうございました
そしてハナモモの木くん、長い間ご苦労さまでした。
これからは庭で一息ついててくださいね、この先もどうぞよろしく
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