保育園児の時に、小学校1年生の漢字を姉に教わった。
そのおかげて、小学校1年生時の算数や国語のテストはほぼ100点を取れた。
授業の内容も姉に教わっていたので、まともに受けなくてもテストでは殆ど満点に近い点数が取れたし、質問の答えを知っているので、積極的に手を挙げて答えていた。
もう天才児である。
小学校2年生になった時、小学校1年生の時に授業をまともに聞く習慣が無くなっていた僕は、最初のテストで0点を取った。
小学校1年生の内容と2年生の内容では難易度も高くなるので、キチンと授業中勉強しないと点数が取れなくなったのだ。
しかし、その時には授業を受ける事がつまらなくなっていて、集中力も無く人に話しかけたり、ノートや教科書に落書きするのが楽しくて勉強をしない子供になっていた。
ついに担任の先生が怒り、「そんなに授業が受けたく無かったら家に帰りなさい」と言われ、教室を追い出された。
暫く校庭をウロウロしていたが、つまらないので家に帰った。
家に帰ると、同居していた祖父が驚いて、「何で学校から帰ってきた?」と聞かれたので僕は「先生が家に帰れって言ったから」と説明すると、祖父は学校に電話して孫が学校から帰って来た事を伝えた。
その後、祖父に連れられて小学校に戻った。
担任の先生は「まさか本当に帰るとは思わなかった」と言っていた。
言われたことはキチンと実行する素直な子供なのだ。
今ならもれなく「多動症」とか「ADHD」とかいう病名をつけられて薬を処方されるのだろう。