アビーロードCDの未開封日本回収盤は高額にて落札いただきました。

ありがとうございます。






今日は「クリスマスレコード」のことを少しお話ししようと思います。


クリスマスレコードとは、1963年から1969年までのクリスマス時期に、UK(英国)のファンクラブ会員に無料配布していた非売品です。

海外では「FLEXI DISC」と呼ばれるペラペラなレコード盤で、国内では一般的に「ソノシート」として名が通っています。




また、1970年には、これら7年分を1枚のLPレコードに収録したものが同様に配布されています。

英国盤と米国盤はジャケットが異なりますが、内容は同じものです。

LPに関しては、ブートレッグがとても多いので、実際に自分の目でよく確かめてから入手することが賢明かもしれません。

本物かブートレッグかの見分け方は他の多くのサイトにて、紹介されているかと思います。






自分も1963年から1969年と、米国盤のLPを所有しておりました。

順次、オークションに出品していって、今のところ手元残っているのは1966年のみです。
現在、これをオークションに出品中です。














いずれの年度もレアなクリスマスレコードですが、こちらは封入されていた「ニュースレター」に加え、ファンクラブから会員に郵送された当時の封筒も付いている完品になります。 
当時の封筒まで残っているのは大変レアだと思います。 


先に落札いただいた1964年と1965年のも画像アップしておきます。











マイヤフオクブース



 
ビートルズのレコードコレクションの行き着く先は「UK盤」とよく言われていますね。


古いたとえですが「釣りは鮒に始まり、鮒に終わる」ってところでしょうか?



自分も当初は、UK盤のコレクションに力を入れていた時期がありましたが、日本盤を中心(赤盤・帯付き)をコレクションするようになってからは、その資金を得るために、せっかく集めたUK盤を手離してしまうこととなりました。



ですが、何年か前に「PLEASE PLEASE ME」のステレオのゴールドパーラフォン(通称:ステレオ金パロ)を偶然入手してからは、再びUK盤コレクションに目覚めるようになってきたのでした。



と言っても、コレクションすると言っても、自分の資金と労力には限界があるので、総てに手を伸ばすことは不可能です。

そこで、今はUK盤「PLEASE PLEASE ME」(PPM)についてのみコレクションを充実させようとしているところです。


しかし、世間には「PPMコレクター」も多いですね(^_^;)

金パロの人気は相変わらずです。






さて、ビートルズのUK盤では、メタルマザーとスタンパーについて取り上げられていることが多いですね。

これが若ければ若いほど初期プレスということになるので、コレクションとしては、できるだけ若いものを持っておきたいものってことになるわけです(^_^;)



メタルマザーは数字ですので、「1」が最初


スタンパーは「 G R A M O P H L T D 」の順で1から0を意味することになっていますので、「G」が最初


・・・ということになるわけですね



つまり、マザーが「1」で、両面共にスタンパーが「G」であれば、最初期プレスということになります。

しかし、ビートルズでは両面共に「G」盤存在しないということです。



理由はビートルズは最初からある程度の売上が見込めるので、当時2台あったプレスマシンを2台とも稼働させてプレスを行ったためだということ。

1号機と2号機共に稼働させたので、1号機の初回プレスはSIDE1が「G」となり、2号機の初回プレスはSIDE2が「G」となったとのこと。


従って、1号機の初回プレスはSIDE1が「G」でSIDE2が「R」

2号機の初回プレスはSIDE1が「R」でSIDE2が「G」


ということになったらしいです。



この1号機の初回プレスの「G/R」にこだわってコレクションしているコレクターも多いと聞きます。








現在、リボルバーのモノ盤「G/R」をヤフオクに出品中です。


マイヤフオクブース







SIDE1が「G」でSIDE2が「R」







回収盤「アビーロード」CD(CP35-3016)の出品は今月21日に予定しています。

もう少し早くなるかもわかりません(^_^;)


出品をお待ちになっておられましたら、今しばらくお待ちください。









その前に、少し珍しいレコードを先に出品しようと思っています。




米国VEEJAY(ヴィージェー)レコードから1964年に発売された「THE BEATLES  VS  THE FOUR SEASONS 」です。








米国のVEEJAYレコードでの発売経緯は、今ではビートルズの「黒歴史」とまでされていますが(^_^;)、 そのこともあってか、今となってはコレクションとして非常に興味深いものとなっています。



VEEJAYレコードと言えば、やはり「INTRODUCING THE BEATLES」が一番有名ですね。

例の「裏焼きジャケット」のレコード(^_^;)


このレコードは、世の中に出回っているのはブート盤だらけという「定説」があります。

そして、多くの方がそういう認識でいるために、コレクションしたくとも、なかなか手を出せない・躊躇してしまうようになっています。



確かにレアなバージョン1のステレオ盤はブートの可能性が高いです。

もし、本物で状態が良ければ200~300万円で取引されるとのことです(^_^;)

だからこそ、ブート盤が出回っているわけですね。




しかし、バージョン2のモノラル盤でブラケットレーベルあれば、ほぼ「本物」と言っていいと思います。

と言うのは、バージョン2は、キャピタルレコードの「MEET THE BEATLES」と共に米国でも売れに売れまくったからです。
売れたレコードですから、今でも残っている枚数も多いわけですね。

ちなみに、このタイプなら海外においてもニアミント状態でも5万円くらいが相場です。

状態がイマイチなら、せいぜい5千円くらいまでが相場。


このくらいの価値なら、ブートレガーもわざわざ「危険」をおかしてまで、このバージョンのブートは作ったりはしないでしょうね。



ちなみにバージョン1は「LOVE ME DO」と「PS I LOVE YOU」が収録されていて、バージョン2は、その2曲に代わって「PLEASE PLEASE ME」と「ASK ME WHY」が収録されています。



・ジャケットにジョージの影が無いのは総てブート

ブート


・センターホールの下に「THE BEATLES」のクレジットがあるのは総てブート



ブート


・ジャケットの写真が不鮮明なものは総てブート


ブート


上記の3点をチェックするだけでも、かなりの数のブートは排除できます。
さらに、バージョン1のステレオ盤には安易に手を出さないようにすれば、レアかどうかは置いといて、ほぼ本物を入手できるかと思います(^_^;)






VEEJAYレコードのことについては、他にも書きたいことがありますが、それはまた次の機会に譲るとして、今回出品する「THE BEATLES  VS  THE FOUR SEASONS 」ことについて触れていきます。

このレコードにもステレオ盤とモノラル盤があり、もちろんステレオ盤の方がレアです。

また、当初はポスターが封入されていました。






今回出品するものはモノラル盤で、残念ながらポスターは付いていません(^_^;)

1枚がビートルズで、もう1枚がフォーシーズンズのレコードですが、ビートルズは「INTRODUCING THE BEATLES」(VJLP 1062)のバージョン2のレコードがそのまま使われています。






VEEJAYレコードとしては、販売権のある内に、とにかく売れるだけ売りたいということから、ジャケットのみをいくつも変えて次々と発売していったために、このようなことになってしまっています。



裏ジャケットには、なんと「得点ボード」まで付いています(^_^;)






この2枚のレコードを聴いて、どちらの曲が優っているのかを書き込むようになっているのですが・・・(^_^;)





ちなみにフォーシーズンズのも既発の「GOLDEN HITS OF THE 4SEASONS」(VJLP 1065)をそのまま流用しています(^_^;)

ビートルズのことばかり取り上げていますが、フォーシーズンズも当時は人気グループでしたので、勝手?に抱き合わせ販売されてしまっていい迷惑だったに違いありませんね?(^_^;)

フォーシーズンズは後に「フィリップスレコード」に移籍することになります。









ところで、出品者はフォーシーズンズのVEEJAYのレコードも数枚所有しておりますので、オークションとは関係ありませんが、ここでちょっと紹介します。







(VJLP1059)

これはレアなステレオ盤です。






しかも初期のオーバルレーベル。

状態はとても良いのですが、もしこれがビートルズの「INTRODUCING THE BEATLES」ならば、200万円~300万円かと思うと、ため息が出ます(^_^;)


まあ、そんなにうまくはいかないものですね(^_^;)





このレコードは日本盤も発売されています。










(SJET-7325)


日本盤の発売は「日本ビクター」からですが、レーベルはVEEJAYのオーバルロゴというのが驚きですね。




比較のため、USオリジナル盤と日本盤の画像を並べてみます。





左がUSオリジナルで、右が日本盤です。







もし日本が、米国より先にビートルズの価値を見いだして「INTRODUCING THE BEATLES」を1963年中に発売していたとしたら、日本ビクターからVEEJAYのオーバルレーベルだったのかと思うと、いろんな妄想が生まれてきます(^_^;)

ちなみに米国のVEEJAYも当初は1963年7月に発売する予定も(カタログ番号からそれがわかります)、財政難のためビートルズの米国での人気が確かになった64年1月になって急遽発売したために、日本での発売は無くなってしまいました。

VEEJAYから当初の1963年に発売され、それがそのまま日本でも特にプロモーションもすることもなくひっそりと発売されてしたとしたら・・・

それの帯付きなら・・・


それこそ、ウルトラレアレコードとして、今ではコレクターの超争奪戦が繰り広げられることとなっていたと思うのですが。






マイヤフオクブース



クリスマスレコードの63年、64年、65年を出品しました。

64年と65年は当初の封筒も付いています。
2枚共に同じ人から譲ってもらったもので、状態は良好です。


クリスマスレコードは、昨年末にも64年~69年まで出品し、落札いただきました。


63年を残していたのは「最も入手に苦労した」思い出があったからです。

それもそのはずで、64年以降は5万枚ほどプレスされたとのことですが、63年はその10分の1の5千枚ほどしかプレスされていないとのこと。

念願の63年を最後に入手してコンプリートセットなった時には感動しましたね(^_^;)


なお、LP(UK盤とUS盤)も所持していましたが、すでにオークションに出品・落札済みで、今はもう手元にはありませんm(__)m




ご入札よろしくお願いいたしますm(__)m





以下は「アビーロード」(アビイ・ロード)の回収盤CD(CP35-3016)についての記事になります。
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回収盤「アビーロード」CD(CP35-3016)が発売されたのは1983年5月です。



その頃は、まだまだ一般家庭にはCDデッキが普及されていませんでしたね。

自分の場合もそうで、CDデッキは無いけれど、とにかく買っておこうと思って・・・。

でも、当時定価の3,500円は高過ぎました┐(´д`)┌








CDデッキを持っていない・・・このことが、後年になって「コレクション」としては値打ちが上がることとなりました(^_^;)



自分が初めてCDデッキを入手したのは、1985年です。
そのため、2年前に入手していたCDは未開封のまま(^_^;)

その間に「CDが回収される」という話を聞き、いくつかのショップ(その頃はまだ「CDショップ」というよりも「レコード店」でした)を廻って見つけたものをゲット。
これが2枚目でした(^_^;)








ご承知のとおり、このCDの新品時の店頭販売品には二つの種類があります。

1.ゴールドステッカータイプ:シールドの上にゴールドのステッカーが貼付(帯は無し) 

2.帯タイプ:「帯」が付けられてからシールドされたタイプ(1のゴールドステッカーは無し)









自分が最初に買ったのは「ゴールドステッカータイプ」で、回収騒ぎが出てから手に入れたのが「 帯タイプ」です。

幸い?ながら、2枚共に未開封のまま今日まで所持してきています。


初回の「ゴールドステッカータイプ」はソニープレスで、「帯タイプ」が東芝プレスという話を聞いています。

CDのセンターホール周辺の刻印でそれがわかるとのことですが、2枚共にシールド状態のために確認はできません(^_^;)









今回はとりあえず「帯付きタイプ」をヤフオクに出品しようと思っています。

シールドのため、中は確認できませんが、特に何ら難の無い美品です。







今月の20日頃に出品予定です。


マイヤフオクブース



それでは、よろしくお願いいたします。

初めての投稿です( ´艸`)
 
近い内にヤフオクに出品予定があるものは以下のとおりです。
 
 
・アビーロード CD 回収盤 CP35-3016 帯付 シールド新品
 
・UK  クリスマスFlexi  1963年  
 
・UK クリスマスFlexi 1964年 封筒・ニュースレター付
 
・UK クリスマスFlexi 1965年 封筒・ニュースレター付
 
 
いずれも比較的レアな物だと思います。
 
入手するのに、それぞれ苦労しましたが、出品する限りは、オークションをできるだけ楽しみたいので、スタート価格は、できるだけ安価に設定するようにします。
 
今後は、自分が入手した際の経緯・思い出話なども書いていけたらいいなと思っています。
 
 
では、出品まで今しばらくお待ちください。
 





マイヤフオクブース



※1月7日:UK クリスマス Flexi 1963年を 出品しました。





※1月9日:UK クリスマスFlexi 1964年 封筒・ニュースレター付を出品しました。







※1月10日:UK クリスマスFlexi 1965年 封筒・ニュースレター付を出品しました。