GUIDE-STEP by EJ 履き口お修理

1976年
ロバート　デ・ニーロ主演
TAXI DRIVER

以前もブログでご紹介しておりますが
ENDICOTT JOHNSONの塀一面の広告が出てくるんですよっ！


アメリカヴィンテージシューズ愛好家であれば
けっこうテンション上がる場面となるでしょうね。

私にとっても、
SUPER8SHOESをはじめて間もない頃
最初に、たまげたのが、
GUIDE-STEP (Endicott Johnson)
そのフィット感の良さでした。

1951年　
矯正靴と言っておかしくないと感じる
広告ですね。


当時、フッソポーが断トツ人気でしたが
その優しさを感じるフィット感の良さは
FSPに勝るとも劣らないものですね。

全体的なクオリティは、
大衆ラインをメインに生産をしていたEJですので
ミドルクラスと言ったところでしょうか。

とはいえ
50年代以前のEJものは
ヴィンテージという観点から
非常に惹かれるものが多い印象です。

それは、
スタイル、デザインは当然の理由ですが、
箱、ロゴのデザインやフォントなどの良さも
理由の一つになるでしょう。

今回の修理ご依頼のペアは
50年代ですかね、
フレンチトゥのストレートチップ。



これぞアメリカオールドストレートチップ、
王道スタイル。


お修理内容は
履き口、ぐるっと約一周の革あて
それと同じ範囲でライニングの交換。



基本的に
履き口の革あてする際には
ライニングの交換もセットになります(タグも元に位置に戻してますよ）



というのは、
ライニングも古く乾燥しており
またステッチも細かく、再利用するのが困難なため
ライニングも交換する必要があります。





ライニングも含め
履き口は、強化されたので
オリジナルの状態より、
安心感は増えました！



古い靴は（このぺアでも約70年前の靴ですからね）
このようにお修理しながら
履いて行くのです！



今回もご依頼ありがとうございました！！！！



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