中邑選手が

WWEのビッグイベント、ロイヤルランブルマッチで優勝。
続いて、世界最大のプロレスイベント、レッスルマニアで
新日本からいっしょに移籍したAJスタイルズの
保持するWWE王座に挑戦するも敗れ、ヒール転向。
中邑さんはそろそろ日本に戻り、
かつてのガイジンのように、いろんな団体のマットで
暴れまわってほしいと願っている。高山さんみたいに。


丸藤さんが、全日本のチャンピオンカーニバルで優勝。
九月には、ケガで苦しみ、
ようやくWWEメジャー昇格をはたした
ヒデオ・イタミ(KENTA)と再会マッチ。


フルタイムのいちねんとしてはこの平成30年がラストイヤー。
記事にしきれないことは、もちろんたくさんあった。
亡くなった方、リングを去った方もたくさんいる。

ここまでも、そういった話題が多く、

必ずしも楽しい記事ばかりにならなかったことを

おわびいたします。


書き続けても、キリがないので、
思い切って、平成最大の出来事を上げるとすれば、
「ジャイアント馬場さんの死」だと思う。
フォースのバランスが崩れたのだ。

プロレス界から「明るく」「楽しい」が激減してしまった。

今も、後輩たちが

いっしょうけんめいそれを取り戻そうとしている。。


プロレスの世界観が変わっていかざるを得ない。

一方の雄、A猪木さんが何年か前、こんなニュアンスのことを言ってた。
「WWEは、エンターテインメントとしての存在を宣言した。
 日本のプロレスは、闘いへのプライドを失ってはいけない。
 彼らとは、別の存在としてあるべきだ。」
世界(米国)相手の対立軸を持て。ということだろう。
それは、力道山プロレスの原点までたちかえることともいえそうだ。
これも一つの意見ではある。


平成のうちに完走したくて、

一か月がかりで書いてきたシリーズも、
いよいよ次回でエンディング。次の「令和」時代へ向けて・・・