◇今回観たのは・・・
☆韓国映画視聴:
通算489作品目
【呪呪呪/
死者をあやつるもの】
(2021年)
◇ジャンルは~≪ホラー≫。
よく「サイキック(超能力)ホラー」とか
「オカルトホラー」「サイコホラー」などと言いますが、
差し詰めこの作品は・・・
《呪術ホラー》と言うべきか。
◇日本では当たり前の手法というか商法で、
①まずテレビドラマがヒット。
そうなるとテレビ局がそろばん弾き
②ー「その続編、スペシャル版を映画で!」のパターン。
韓国ではそういうのがほとんどない。
ー「何故?」
映画とテレビでは~【畑が違う】から。
韓国エンタメ(映画、テレビ)は、
日本で言うなら60年代の様な「別の世界」。
◇ところがこの映画
【呪呪呪/死者をあやつるもの】
は超珍しいそのやり方。
私が知りうる限り、これしか知らない。
テレビドラマ
『謗法(ほうぼう)』の続編。
主要出演者もほとんどそのまま出演。
◇[テレビ『謗法』説明動画]
◇[ストーリー]
ある人物が怪死。
犯人(と思しき人物)は、
事件の
”3か月前に亡くなって”いた
(-「エッ!?ど~いうこと???」)
それが・・・
呪詛(呪い)による
死者のゾンビ化。
事件を追う
。
ネット配信中
怪事件の犯人と名乗る男から
「あなたと話がしたい。会見させてくれ」と。
別の日、
生配信のインタビューで明らかになったこと。
次なる●人のターゲットに指名されたのは・・・
今の日本でも世を騒がせているK林製薬みたいな企業。
その会長ら3名。
ー「何故この企業の3人が狙われる?」
これがこの事件のカギ。
警察らは鉄壁の守りで
その3人を守ろうとするのだが、
予告時間通りにひとりひとり563れてゆく。
襲ってくるゾンビ軍団。
もとは死者なので
拳銃もライフルも一切効かない。
骨折させても立ち上がって向かってくる。無敵!
どうやって会長らを守るのか、
守れるのか。
誰が、どんな呪術を使っているのか・・・。
◇[感想]
主人公らには
狙われている人物たちが
直接関係ないので
悪い言い方をすれば~「他人事」。
ゆえに自分たちが襲われる危険性はない
(安全地帯にいる)ので
恐怖感としては少し薄れるのが惜しい。
しかし「呪詛」「呪い」の不気味さは伝わる。
日本には平安時代から
安倍晴明の陰陽師の歴史がある。
その「式紙(しきがみ)」がゾンビ化
するに同じ。
今作もその『呪詛』が、肝。
まぁ面白かった。
◇今作は2人の美女をご紹介。
まずは、ドラマ版『謗法』では
巫女の娘で、
もの凄い能力を備え持ち
謗法によって相手を誅することが出来る・・・
強者に敵対した少女役のこの人👇
チョン・ジソ(24歳)
※当時20~21歳
ドラマ版では高校生くらい。
それから3年後・・・という設定。
格好良かった。
あのオスカー受賞作の
【パラサイト 半地下の家族】
通算453作品目
にも出ていたのですな。
全然気づかなかった。
他のフォト観ると軟らかい雰囲気もあるから
このキレある姿は演技力。
今後に期待大の女優さん。
◇もう一人。
主人公のこの人👇
オム・ジウォン(46歳)
今作では
新聞社の社会部記者。
オム・ジウォンを最初観た時は20代前半。
か弱いヒロイン役がイメージ。
身長170Cmあり、
当時の日本女優が履かないような
ロングスカートでの演技。
初めて
「ロングスカートの女性が格好いい!」
と気づかせてくれたひと。
20年ほど前、
ー「日本女性は背が低い(足が短い)から
似合わんのか・・・」と。
※今の日本女性(女優)は高身長の人が多いので
それには当てはまらず
◇そのオム・ジウォンが46か。
年相応の(もっと若く感じる)役柄。
謗法師の少女とは
実質”姉妹”の様な間柄。
頼りがいあるお姉さんでした。
今後は「ヒロインの母親」役がまわってくるか。
まだx2活躍されるでしょう。
◇[オム・ジウォン紹介過去ブログ]
◇[作品紹介動画]