2008年からebay輸出、2010年からamazon輸出を始めて10年という節目にあたり、ビジネスの方も落ち着いてきたところでもあるので前からやろうと思っていたブログを始めることにしました。

amazon輸出というワードを検索すると真っ先にでてくる「amazon輸出講座」、「amazon輸出達人への道」、「せどりツール」など初心者が聞くと飛びつきそうなブログなどが面白いほどでてきますね。

最近はあまりブログなどでも数は少なくなりましたが、「日本amazon、ヤフオク、メルカリなどで仕入れて米国amazonで稼ぐ方法!」みたいなことを書いているブロガーがたまにいるので笑います。

なぜ「笑います」ってかいたか理由を説明しますと、今から8年ぐらい前だとUS amazonで販売している日本のセラーは今ではamazon7輸出では当たり前となっているFBA出品はそれほど無く、競合もあまりない商品などは在庫を持たずに売れてから仕入れてもそこそこ売れて儲かりました。

私自身もamazon輸出を始めて間がない頃はFBA出品よりも出品者から出荷する商品の方が多かったような気がします。

たぶん、8,9年前にamazon輸出を始めて転売輸出(せどり)を自分でやってみたがあまりの忙しさに「こんな商売は自分は続けていくことができない。」と判断した「元せどらー」が「せどりで稼ごう!!」と書き立てているのでしょう。

実際、FBA出品と出品者出荷を両方していると、出品者出荷で売れていく商品の梱包と配送ラベルの作成作業に一日掛かりきりだったことを思い出します。

当たり前ですが、FBA出品で売れていく商品はamazonが梱包や発送手続きなどをやってくれるのでFBA在庫状況や新しい商品の発掘に時間を充てることができます。

どちらが理想的な販売であるかはもう説明する必要もないですよね。

参考までに私は現在、出品者出荷はほとんどしてません。

以前は日本郵便が後納契約している業者に対して「ゆうパック」やEMSが一件でもあるとeパケットやSAL便などがたとえ50件あっても集荷に来てくれていたのですが、昨今の宅配事業者の人員不足などの要因が影響し日本郵便はEパケットやSAL便の集荷などのサービスはやらなくなりました。

一個当たり数千円利益があるようなものばかりだと40個でも50個でも郵便局に持っていこうと思いますが、下手したら梱包代や配送手数料で利益が飛んでいきそうな二、三百円の利益のものもあったりしますからやってやれません。

今はメーカーからの圧力などの理由で販売規制が掛けられているタカラトミーのブライスドールも昔は転売しているセラーを見かけましたが、玩具メーカー自体が転売をさせないように規制してきているので「日本の玩具は売れる!!」なんて迷信はあまり信じないようにしましょう。

今でも米国amazonでジブリ製品やポケモンなどのキャラクター製品を販売している出品者が多く見かけますが、近いうちにこの手のキャラクター製品はamazonでは販売できなくなるでしょう。

著作権がある本物であっても多くの商品は「日本国内の販売に限ります」と明記されているシールを見かけたことがあると思います。

その版権シールに書かれている通り「日本国内の販売に限ります」=「海外などへのネット販売などはできません。」ということなのですよね。

また時間が空いているときを使ってamazon輸出についてのブログを書いていきたいと思いますので興味のある方は読んでくださいね。