初めに言葉ありき

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思った事を、心の底から湧き出たものを、とにかくカタチにしてみよう

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世界は変えることができるのか?

そもそも変えるべきものなのか?

この問いは、個人の運命は決まっているのか、という問いと同じ。

そして、僕らの運命は、突き詰めると全て外的要因によって決められているし、同時に、僕らが知らない以上、全く決まっていないとも言える。


味わおう、この曖昧さを。

答えの出ない世界を。

そして、答えを探し続けよう。


理由なんかいらない。

あるはずもない。
最初に、サン・テグジュペリ「星の王子様」に出てくる言葉を紹介します。



「幸せとは、

すべてのものと関わりがあると感じること。

すべてのことに責任を持つこと。」





最近のビジネス書や雑誌の仕事術などを読んでいると、一つの傾向に気付きます。

「仕事を早く終わらせるには取捨選択であり、それには断る力が必要である」と。

今日の日記では、この意見をブっ殺します。




確かに短期的に自分のキャリアアップだけを考えると、この意見も筋が通るでしょう。

「その仕事は必ずしも私がやる必要があるのでしょうか」
「安請け合いは自分にも相手にも癖になって、お人よしと言う名のバカになってしまいますよ」

という意見。


が、しかし!社会全体の効率で見た時は、「引き受ける力」こそが超スーパーウルトラ強力な力を生むのです。

ただし、これが最強の力を発揮するのは、組織全体で実行した時に限ります。

考えても見てください。

「やった方がいい」と気付いていながらも「私の仕事じゃないから」と断った仕事は、他の誰かの仕事になるか、そのまま誰にも引き受けられず放置されるかのどちらかです。

ですが、そういった気付いちゃった仕事の中には、これからみんなの仕事の効率をアップするための仕事など、組織全体を改善しチューンナップていく潤滑油のような仕事が実に多いのです。

道路に邪魔な石だかゴミだかがあるとします。最初に通った人がどけなければ、後から通る人全員が避けて通らなければならなくなります。

逆に、道路を通る人全員がその道路に責任を持ち、気付いた仕事を引き受けていけば、どんなに素敵な通りになるでしょうか。ある人はゴミを拾い、ある人は花を植えるかもしれません。初めて通る人のために地図を書いたり、特に迷いやすいところには標識を立てたり。

一人ひとりの仕事量はとても小さいのです。ですが、皆が皆、他の人のことを考えています。

そうやって動く組織は、全体がお互いのことを気にしているために、バラバラに動かずまるで一つの生き物のように連携して動きます。

押しつけても皆で分かち合っても仕事の総量は代わりません。むしろ日々改善が行われ効率的に動くため生産性は上がります。皆仲良くなって居ることも楽しくなります。やりがいも生まれます。これが職場、組織、しいては国のあるべき姿だと思います。

どうです?こんな組織。




念のため逆のケースも言いますね。

想像してください。皆が「断る力」を身に付け自分のテリトリーを守る組織を。

日々気付く、自分のテリトリー外での小さな改善点は放置されます。

どこかにヒズミがあっても自分の仕事でないと思えば見て見ぬふり。中には広がって取り返しのつかない傷になることもあるでしょう。

そしてなにより、そんな組織では何のために働くのかを見失いやすくなります。
大きくて明確で成果のわかりやすい仕事をしている人なんて一握りなんです。
それ以外の人は、金のために人生の貴重な時間を切り売りする悲しき奴隷になります。




ですが、そんな悲しき組織は結構多いのではないでしょうか。

皆が働く会社で。大学生の運営するサークルや部活で。そして、国を動かすはずの霞が関で。




僕は、すべてのことに責任を持ち、すべてのものとのつながりを感じて生きようと思います。

ストイック?違う、違う。

Becouse, it's my pleasure!!






今日の言いたいこと、以上!





ここまで読んだ忍耐力のあるあなたに、僕がこのことを考えるきっかけを与えてくれた本を紹介します。

お金のいらない国
  長島 龍人 (著)



この「お金のいらない国」は、お金というものが全く必要ありません。全てのものがお金を払わずに手に入ります。しかし皆とても生き生きと働いています。

なぜかって?

この国では、生まれた時から自分が国中の皆の純粋な奉仕によって生かされているんです。

1週間でもボケーっとしながら皆の働いた結果を享受してごらんなさい。

自分にできることをして、皆の役に立ち、そのお返しをしなければという気持ちが自然と生まれてくるでしょう。

そんな、本来の勤労意欲とは何たるかを思い出させてくれる最高にイカす本。

読みたい人には貸します。うちまで取りに来てください。
今日は午後から講演会に行ってきたのですが、これが素晴らしかった!という話です。

内容は環境問題。講師はNPO「ネットワーク地球村」代表の高木 善之。

元松下電器中央研究所の研究者で、科学者。松下勤務時代に200以上の特許を取る(松下電器でいまだ最多記録)など、とっても優秀な男。
優秀すぎて地球の現実に気付き、30年前に活動を開始。

鋭くて賢くも、実に優しくユーモラスに語りかける。
実生活は環境負荷をひたすら減らしているため傍目にはストイックそのものだが、本人は気楽なもの。

30年間で現在講演回数3000回以上、受講者のべ100万人。会員1万人超。
日本最大級の環境NGOに成長。

僕がこの団体を知った今から10年ほど前に、日本の無農薬農業に最大の危機がありました。
農薬を売りたい金持ちが、アイガモ農法をはじめとした伝統無農薬農業をまとめて規制しようとした農業基本法改悪です。(ついでに新種のウィルスを生む危険の高い遺伝子組み換えイネも奨励してました)その時、人口の200人に1人となる前代未聞の50万通の署名を叩きつけて計画を阻止したのが彼らです。

僕の今の価値観を形作ったのも、10年ほど前にこの高木 善之の講演会テープを聞いたことが大きいです。環境問題の現実からはじまり、生きるにおいて何を大切にするかを優しくも熱く問いかけ、彼なりの答えを明示する、シンプルながら熱く深い内容。

彼の論旨を要約すると、環境は驚くほど悪化の一途をたどっていることを公式なデータと現地での経験から明示し、企業の金儲けエコキャンペーンのカラクリと無意味さを丸裸にして、経済成長というバカバカしい価値観をぶっこわして「いのち」を基準にした価値観を示す。
(ああ、こんなんじゃ言いつくせない。俺のバカ。バカ、バカ。講演聞いて!)




当時中学生だった僕は、頭をガツーンと殴られたような衝撃を覚えました。次の日から僕の変人っぷりに拍車がかかったのは言うまでもありません。

それから5年後、浪人時代に初めてできた彼女に聞かせてみました。彼女はあまりのショックに放心状態となり、しばらく勉強が手につかなくなってしまいました。悪いことをした。




今、人々には生きる目標がないように感じます。モノが豊かになったけど、豊かじゃないココロが残った。

何を目指して走ればいいのかわからないまま経済成長を支えるように日々急かされる。

今までの経済的な豊かさに代わる新しくて確かな価値観が必要とされている、誰もがそれを探している。本の中から、ドラマの中から、歌詞の中から。

その価値あるものって何?恋?日々の小さな喜び?刹那的な楽しさ?格好良さ?カシコイイキカタ?でも結局オカネが無いと何もできないでしょ?どの価値観ももっともらしいけど、日々の生活の上をツルツル滑って行くものばかり。

己が生きるという壮大なドラマの主軸にするには心許なさすぎる。






「いのち」





ネットワーク地球村は、この最も基本的・根源的な価値観を追求し、いまだ経験したことが無いレベルで直視させます。

つまり、のうのうと生きたい人は、高木 善之の講演会を聞いてはけません。

「ネットワーク地球村ホームページ」http://www.chikyumura.org/