ちょっと前に、


Wikipediaのこの記事  について


ちょっと前に、よくわかっていないという意見を書いたが。




今にして思うと、まあよいかという意見を書いたが。



酒を十分飲んだ頭で考えると、やっぱり変かもなーという結論になった。



私もコロコロかわるなー。



誰か知らないが、書いた人、すまんがそういうことだ。






あの記事。



うーん、嘘は書いてないね。そこは注意深く書かれているよ。



でもなんだか、




情報処理技術者試験のほうが優位と書きたいんだけど、


技術士が劣ってると書くのも怖いよね。





ってな感情が、記事から透けて見える気がして、微妙に苦笑するというか、



ああ、もっと、言いたいことを、はっきり書けばいいのに。



などと、軽くいらいらする。





まあ、明らかに間違っている記述はないので、表立って反対する要素は、まあないが、



正直、この情報から読者に何が得られるのだろうと、私は疑問に思う。





だから、結局、技術士と情報処理技術者試験って、どういう関係なんだよ?



それが読者に伝わっているか?



私は伝わっていないと思う。






こんな、読者に結論がつたわらんような、ふにゃふにゃした記事を書くくらいなら、



いっそ、最初から、書かなきゃいいのじゃまいかと思う。



おそらく、全国で3億人くらいは、そう思っているはずだ。






ああ、なんだか微妙に前と評価が違うが、



なるべく菩薩でいようとするシラフのときじゃなくて、



たっぷりアルコールを吸った時は、思考が好戦的になるのは当然で、仕方がないだろう。(断言)










うーん。



論争になると面倒だから、どうしようかとも思うが。



ジャッジのない議論なんて、粘着する暇人が優位になるに決まっているし。



それを終わらせようと思ったら、論争の打撃戦で激しくKOするしかないしね。



加害者になるのは、後味が悪いからゴメンだわ。






私の考えは、これまでのブログにだいたい書いてある。





要は、



情報処理技術者試験は、基礎練習。


技術士試験は、応用練習。



それだけの違いだ。




もうこれは、試験制度の違いから、そうならざるを得ないのだ。



要するに、基礎練習を終えた(=高度区分に複数合格した)技術者が集い、


最後に応用練習として技術士試験で互いに潰し合うのだ。



だから、一般的に、技術士試験のほうが、情報処理技術者試験より難易度が高くなるのだ。



わかりやすいように書いたつもりだが。



わかってもらえるだろうか。







技術士会とかは、技術士試験をもっと簡単なものにしたいと思っているようだが。



皮肉なことに、情報工学部門においては、情報処理技術者試験という、より有名な体系があるため、



IT技術者のほぼ全てが、技術士試験ではなく、情報処理技術者試験で実力を磨く。


(ちなみに、私もそれが王道で、よいと思っている。)



論文試験という形態も、試験手続きの煩雑さも、技術士試験を敬遠する要素になる。


(いやだって、穴埋め式や多岐選択式のほうが、どう考えても試験として楽にみえるし)


そもそも、技術士試験を受験するには、技術者としての業務経歴7年(指導者がいれば4年)が必要なのだ。


どう考えたって、誰だって、情報処理技術者試験を先に受験するだろう。

よっぽど技術士試験ラブの人がいれば別だが。




従って、技術士試験を受ける人間は、情報処理技術者試験に複数合格した後、未だに物足りないという猛者ばかりになる。


一般的に、レベルの低い受験者が揃う試験は、選別したところで上位のレベルは知れている。


しかし、レベルの高い受験者を揃えた試験は、さらに選別すると、よりレベルは高くなる。


相対評価の試験だからね。

この結果として、技術士試験の難易度が、さらに跳ね上がるのだ。



情報処理技術者試験の存在こそが、技術士の情報工学部門の難易度レベルを跳ね上げている。



そういうことだ。



理屈、わかりにくいだろうか。







まあ気が向いたら、このへんの記事をまとめて、アップしてみようか。



思案中だ。