これから書く事は、とくにオチとかあるわけではない。


私も今、自分が何を書こうとしているのか、わかってはいない。


おそらく、書き上げたあとに、はじめてわかるのだろう。




論文試験などの最中、私は論文設計などしない。


テクニックとかあるらしいが、どうもあまり気にしたことがない。


まあテストだから、大雑把な起承転結くらいは、考えていると思うけれども。


歩く時に、筋肉の動きをいちいち意識しないように、あまり意識しない。


何を書くかは、基本、指に任せる。


それで合格してきたのだから、論文テクニックとか学ぼうとしてる人には、なんだか申し訳ないような気がしなくもない。




勉強はした。


苦労を語る人間は、嫌がられるものだから、言わないが。


まあ、勉強した方だと思う。




仕事もした。人一倍、やってきたほうだと思う。


基本、人の嫌がる仕事ばかりを、サービスでやった。


技術士の経歴にもなったし、自信もついた。


達成感もあった。




まあ、その結果として、技術士まで取得した。


情報処理技術者試験も、まあ上位はほぼコンプした。




そんな今、資格ってなんだろうと思っている。


ここのところ、2chの「IT関連資格難易度表」の技術士の話題ばかり書いた。


うーん、まあ断定はしないと書いたものの、私はもう、あの板は、というか、資格に関する掲示板の多くは、


ガセの集合体なんだろうと考えている。


一部の、運営者がしっかりしているものを除いて、


ネット上の技術士に関する話題は、ほぼガセとしか思えないし、


他の資格試験も、内容は正しいか、というと微妙だ。


前にも書いたが、おそらく、そういった板の住人の大半は、非合格者なのだろう。


そして、板自体に自浄能力などない。ある必要もない。


もとより、試験の難易度を比較すること自体、お遊びの域をでない行為だ。


ガセでなんの問題があるだろうか。いやない。





とにかく、現状それはそれで良いのだ、と思っている。


あの板に限らず、まあ、皆が楽しく話す場所がネットには必要なのだ。


試験勉強は、たいていの人にとって持続しないし、苦しいものなのだろう。


匿名掲示板なら、ちょっと真実にふたをすれば、お手軽に資格ホルダーになれる。


その誘惑に勝てないのは、理解できないこともない。





今回は、私の活動範囲に半ば踏み込まれたから、ちょっと検証したが。


では2chの板に出張り、派手に真実を追求するか。


……という気持ちはない。


めんどうくさいし、そそらない。


味気ない、とでもいうのだろうか。


非合格者の中で吠える合格者、というのも、みっともないように思う。






皆、ストレスがあるのだろう。ガス抜きが必要なのだろうと思う。


社会悪、というほどじゃない。


仮にガセをふりまいているとして。


リアルで資格ホルダに出会えば、そしてその実力に触れれば、すぐにしおれるしかない仇花だ。


とくに対処が必要とも思えない。社会に害もあるまいし。





どのみち、技術士になるべき技術者は、誰がなんといおうと技術士になる。


どのようなガセが流れようと、必ず、ここまでたどり着くだろう。


そこで、自分の実力に見合った、自分なりの真実を知る。


技術士が価値ある資格なのか、そうでないのか。


それは、自分が技術士になったとき、自分が決めればいい。




技術士という資格に価値がない、という人は、技術士の中にはいない、と確信しているが。


もし、そのような技術士がいるのなら、あなた自身に価値がないのではないか。


胸に手をあてて、考えてみることが必要だろう。




とにかく、技術士の称号を得た人は、尊敬されるべき技術者へのスタートラインに立ったのだ。


その栄光のラインを、たゆまぬ自己研鑽で、歯を食いしばって歩くもよし。


易きに流れ、ドロップアウトするも、またよしだ。


あとは、お前が決めろ。(古代!)





そうだな。


IT資格の価値は、自分が決めるのだ。


取得した最初は、その資格にぶら下がるしかないだろう。


それは、先に取得した人たちが、えいえいと築き上げてきたブランドを頼るということだ。


しかし、いつか資格ホルダーの実力は、資格を超えていく。



そのときは。


次に、己が資格ホルダーとして、資格に恩返しをするのだ。


具体的には、誠実に業務を行い、社会貢献し、信頼を得て、資格のブランドをより強固にするのだ。


そして、次の資格ホルダーを引っ張り上げ、業務をやりやすくする。


あとに続く若い技術者が、資格によって道が開ければ、


社会を更によりよくしてくれるだろう。


それが、IT資格の価値なのだ。







まあもっといろいろ書きたいことはあるが、


眠いからこのへんでやめよう。


また、まとめることもあるだろう。