■妊娠期の辛い便秘を解消するために。
女性はただでさえ、便秘がちな方が多いのに、
妊娠をすると、さらに拍車がかかってしまう・・・
そんな現実があります。
妊娠して、さらに便秘になって・・なんて、女性ってほんとーーに、
大変ですよね。。
妊娠期になぜさらに便秘がちになるのでしょうか?
それは、「プロエストロゲン」というホルモンが優勢になり、
腸壁の筋肉が弛緩して、運動が弱まってしまうからなのです。
大きくなった子宮に大腸が圧迫されて、腸の血流が妨げられるのも原因の一つです。
また、痔にもなりやすくなるので、本当に要注意です。
そこで、食事では、食物繊維を摂取することをお勧めしたいです。
できれば妊娠前から意識して摂取し、便秘状態ではない形での
妊娠が望ましいのですが、
そうも言ってられない!!と言うこともあるかもしれませんので
気づいた時点で、食物繊維を意識して摂取しましょう^^)
食物繊維には2種類あります。
不溶性食物繊維と、水溶性食物繊維です。
この両方をバランスよく摂取することで働きが良くなり、便秘解消に繋がっていきます。
不溶性食物繊維は、海老、カニ、人参、キャベツ、ブロッコリー、りんご、なし、イチゴなど。
水溶性食物繊維は、いも類、こんにゃく、昆布、豆類に含まれます。
両方をバランスよく摂取してください。
また、できれば食事をする際はお米と一緒に摂取した方がいいでしょう。
お米は腸まで水分を保ち、便を出やすくさせてくれる優れもの。
上記の食材と一緒に食べると効果的ですよ♪
それと水分補給もお忘れなく・・!
また、便秘解消 = ヨーグルト と考えている方が多いのですが、
これは要注意です。
確かにヨーグルトに入っている乳酸菌は便秘対策に有効なのですが
ヨーグルトは身体を冷やしてしまうのです。
また消化力が弱っている時は、なかなか消化ができず、
かえって便秘になります。
どうしてもヨーグルトを摂取したい場合は、
あたたかいラッシーがお勧め。
極力冷えるものは妊娠時期は避けましょう。
※サプリメントで食物繊維を摂取する注意点ですが、
いきなり食物繊維のサプリを大量に取ると、
お腹が苦しくなったり、ガスが出たりします。
少し少量で様子を見ながら摂取しましょう。