成人して

企業就労してる

息子の今までを振り返る。

 

 

 

そうそう、企業就労

大量募集ではあったんですが

 

 

応募に対して、

 

希望者が

倍くらいだったらしいのです。

 

 

この募集、

 

意外にも就業まで漕ぎつけた方は

 

精神障害の方より

知的情緒障害の方が

 

多かったです。

 

 

企業就労だと

逆の場合が多いと思うんですが。

 

 

さて、彼がまだ幼稚園で

 

就学前の時分です。

 

 

親としてはまだ

 

少しは普通になるんじゃないかと

変な希望があって

 

色んなところを

お百度巡りしました。

 

 

 

(今考えるとボーダーラインのほうが

 

手帳取得においても、

 

障害認定においても

福祉に置いても

 

すごく大変だとわかってるんで

 

結果として頑張ったわりに

 

あんまり普通にならなくて

本当によかったという

結果オーライなオチですが・・・。)

 

 

 

彼が育つ時

大きくお金を、何回か使いました。

 

 

まずは自閉症の原因と言われていた

 

 

(当然そんなこたーない。

脳の機能障害だってば。)

 

アルミなどの有害金属の問題かなと

キレーションに大枚をはたく。

 

 

(ノ∀`)アチャー

 

 

子供の診断が出たばかりの時の

母親って

 

 

精神も頭も

半分おかしくなってますから

 

なにかしらに、引っ掛かります。

 

 

すべてに引っ掛かりそう。

 

この私が引っ掛かるくらいです←

 

 

 

わざわざ爪を集めて

アメリカまで送って、調べて、

 

でもちゃんと

カドニウムががっつり出てきて

 

幼少期、おもちゃをあけては

 

目を離したすきに

電池をなめる癖が治らず

 

しっかり検出されました。

 

イタイイタイ病にならなくてよかった・・・。

 

 

それでたまげてしまい

 

そのあとビタミンB6、B12摂取

なんか、重金属出すサプリ

グルテン除去、

 

予防接種拒否

(三種混合とはしかは積極的にやった)

など頑張りましたが

 

 

はっきり言って

 

うちの場合

効果あったかって言われたら

 

 

 

あんま、ないね。

 

 

というか殆どないね

 

 

あるって聞くけど

誰があったのかね。

 

 

 

自閉症児専門の

アメリカの栄養士資格があるという

 

ところに行って

やってみて、

 

海外から高額のサプリを

輸入してみたり。

 

 

今の私だったら

絶対やらない~。

 

 

もしかして

 

効果があって

 

言葉の一つくらい

多めに憶えたかもしれないけど

 

 

あまり意味を

なさなかったなと思います。

 

 

次に大金かけたのは

 

療育!!

 

 

昔は今のように

福祉がしっかりしてなくて

 

 

放課後ディどころか

療育の場所は大変少なく

 

公的な療育は最重度や、

 

あと、まあ、

つてがある人専用だったし

 

 

作業療法なんて

二年待ちが当たり前でした。

 

 

お金がある人は

 

お金で解決できる先に

いってましたね。

 

 

 

今の時代は放課後ディも

泊まりも、

作業療法などの場所も

 

20ねん前に比べて

沢山あるじゃないですか。

 

 

そこに関しては

いい時代になった、と感慨深いです。

 

 

 

療育は保険が効きませんので

 

年間だと

12回を15万くらいだったかな。

 

 

ちなみにスパルタで

有名なところに行きましたが

 

 

スパルタのが効くと思っちゃうところが

阿保なんですよね。

 

*自分の事ですからね。

 

スパルタってね

 

途中で気が付いたんですが

 

 

子供自身は怖いから頑張るけど

精神的にはあまり良くない。

 

 

超不安定に。

 

 

通う日はいい子になるけど

普段の精神状態が。

 

 

 

そしてなにより、

 

私、これ行かせて

 

スパルタで

きつい思いさせることで

 

彼に困らされてる

 

自分の憂さを

晴らしてるのでは??

 

という疑問がわいてきた。

 

 

という事で終了。

 

 

 

余談ですが

 

多少お金がある親だったり

実家があったり自分がそうだと

 

霊媒師に大金払って、

見てもらう人が

意外にも多くて

 

 

祈祷師に200万払った話も

聞いたことがあります。

 

 

怖いですね。

 

 

 

とある人の

霊媒師にみてもらって

 

普通になったのよ~って話に

 

そうなんだ~と

そんな話あるのかと驚いてたら

 

同級生の親御さんが

 

 

 

「いや。。。。

 

実は

状況が変わってないのよ。

 

通常級に来てしまって、

 

子供たちも

保護者もどうしていいかわからず

 

戸惑ってる。

 

ご本人にお伝えしていいものか。」

 

 

OMG。( ;∀;)

 

 

 

双方の気持ちがわかる。

 

 

しかし一番困ってるのは

子供やんか~。

 

 

 

そして小学生低学年の時って

 

優しい、いい子が

『お世話係』とかに

なるんですよね。

 

 

 

身内の息子さんが

それになってて

 

「困る。」

 

とはっきり親が言ってて

自閉症の子供のいる

私にいうか~と笑。

 

 

 

生まれながらに保護欲が強くて

 

やりたくて

やる子も稀にいて

 

その場合はいいんですが

 

全体が

 

お世話できない場合は

お世話係はどんなもんやろと

 

 

私個人としては

今も思います。

 

 

 

うちは小学校二学期まで

通常級まで頑張ったけど

 

こりゃ無理だ、と

 

すくすく育つ健常児の

子供たちの様を

 

毎日見ることで

(補助に入ってた)

 

 

やっと思い知らされまして

早々

 

特別支援級に切り替え。

 

 

普通級には

ほとんどかかわらず

 

ホント、よかったなと思ってます。

 

 

幼少期に身の回りの事、

ルールがしみこまないと

 

 

大きくなってからでは

突然教え込むのは

 

かなり難しかったのではないかな~。

 

 

わけわかんない時に

ルールとして

教え込むがうちの場合効いた気がする。

 

 

ホント、小学校1年で

 

スーパー支援担任教師

K先生のご指導を受けられた息子は

 

 

運がよかったとしか。

 

いまだかつて

 

あのような凄腕の先生を

 

療育の場でも見たことがない。

ましてや公立学校で。

 

 

続く。