今週はあまり本を読めなかったのですが

この本を買って読んでました。

 

 

 

値段もそれほど高い本ではないし

図書館で借りるか、買うのもお勧めします。

 

 

親だけじゃなく中学以上の子供さんが読むにも

 

中国の変化を変なメガネをかけることを排除して

知りたい方に適してるかも。

 

 

財布を持たないってのは物事のまあ一端ですが

なるほどなあ、と。

 

 

そして決して単純に中国凄いーではない視点もいいと思いました。

 

 

現地点での中国の街における実情ですから

 

また来年になったら事情が

 

さらに恐ろしいスピードで変わってるんだろうなとも

感じました。

 

 

 

私の中でよく思うのが

例えば韓国、

 

ソウルもいいんだけど

 

麗水に行ったとき、ヘムの暗くて貧しくて寂しい

 

海辺の町のイメージだったのに

なんだか街のメインがえらくピッカピカので

 

なんじゃこりゃ、と思った。

 

 

 

結局暗くて貧しい漁村だったのが

いきなり大ジャンプしてるわけです。

 

 

間の地道に変わっていく過程が全くなくて、

 

一気にジャンプリニューアルオープンするから

すごく素敵な状態になってしまう。

 

 

中華もそんな感じかな~~と思ってたら

結構そういう事でした。

 

大きな国だから地域格差がもんのすごいけど

日本も地域格差すごいと言えばすごい。

でも日本はどこもきれいで清潔。

 

これはすごいと思うんですよね。

 

 

この本20年近く前に

 

購入したと思うんだけど、

江戸時代から日本の衛生意識すごかった。

 

なぜか昔から江戸の庶民の話を読むのが好き。

大江戸博物館とか大好き。

 

 

 

中島恵さんの

 

冷静に中国の現在を

 

過大評価もなく過小評価もなく

良くも悪くも歪曲されておらず

 

淡々と進む文章、とても分かりやすかったです。

 

 

いくら成功してる中国型のビジネス

 

こりゃ日本にはなじまないなという事も

よくわかりました。

 

 

中華の一部の街で爆発的に増えた

レンタルサイクルですが

 

 

それでも昨日都内を街歩きしてたら

去年の終わりあたりから

 

結構月極レンタルサイクルとか街にあって

 

おや~と驚きもしました

 

一気に事情が変わるってことは

 

日本にはありえないだろうな~・・・。

 

 

 

昔、洋菓子販売のアルバイトについてて

同じ店に3年以上勤めてました~。

 

 

 

絶対奨学金は借金じゃ、

 

借りれない!!と

 

必死に空いた時間は働いて

 

大学費用全額をこの店のバイト代で

 

ねん出したので物凄く恩があるうえ、

就職が決まって去るとき、

 

店の主人が

よく頑張ってくれたと

 

飾り気のない私を気にしたのか

 

 

そごうで買った

金のネックレスをプレゼントで

餞別に下さいました。

 

「よく頑張ってくれた」と

 

こっそり二人の時に渡されて

 

評価されたことに

舞い上がった初めての事かも。

 

 

 

今も毎日つけてるネックレスでして

本当にお世話になった店で

 

奥様にはもう、恩ばかりで今も感謝してます。

 

 

そんな中でもこんな記憶があります。

 

 

バイト仲間に某国立大学の中国の国費留学生Sさんがいた。

 

国立大学の留学生寮にも

お邪魔してごちそうになったっけ。

 

 

たまにシフトでSさんと

 

ご一緒でしたが

普通にせっせと働くし

 

共に過ごして嫌な感じがしたことがなかったのです。

 

 

でもそのSさんがついに帰国となって

バイトをやめる時

 

オーナーが

 

私と二人きりの時

ふっと

「もう中国人は雇わないわ」と

 

うんざりした感じで

 

ぽろっとおっしゃった。

 

 

時代の見極めが早い方で

当時ほとんどバイトで外国人がいないときに

 

私や中国からの

留学生を雇うほどの方だったんですが

 

 

えーーどうして?と

私顔に出ちゃったんでしょうね。

 

 

傷ついたような顔しちゃったんだろうな。

 

 

 

「あ。ひゃんちゃんの事じゃないわよ!

中国人の事よ!」と

 

おっしゃったのが今だなぜか忘れられん。

 

彼女がなんか問題があったのか

わからないのですが。

 

 

私の記憶力がよすぎるのか。

 

 

バブル絶頂期。

 

日本の娘さんたち大学から就職が決まると

 

企業が接待で

 

夏から内定者をしょっちゅう呼び出して

接待やらパーティやらで

 

凄かったでしょ。

 

 

どんどん、だらけだす人が多くて

すごい勘違いしだしてて

 

洋菓子なんて売ってるのがバカ臭くなったのか

 

 

さぼりまではしないけど、

 

きびきび働かなくなってきて

 

そのうちシフトにほとんど入らなくなって

皆いなくなっちゃった。

 

 

 

クリスマス販売の時は

日本のお嬢さんたちはデートで忙しくて

 

シフトに入ってくれないので

 

 

毎年Sさんと私二人中韓コンビで

走り回ってた記憶があります。

 

 

忙しくて二人で笑っちゃったくらい走り回って。

 

 

 

 

Sさんは帰ったら室内デザインの会社を興したいと

夢を語っていましたが

 

 

今どこで何をしてるのだろう?

 

 

あれから25年は経ってしまったが。