あ~んまりいい天気なんでパン屋にでも行こうと急に思い立つ。
Oぐさんに電話をしてご一緒にパネッテリアヴィヴォにドライブがてら。
今日は結構空いていて、のどかにドライブしながらはたと思い立ったのは駅近くの旧篠原家。
http://www.bekkoame.ne.jp/~koba-hiro/shinoharake/shinohara.html
行きたい、行きたいと思いながらなかなか行く機会がなくて急遽寄らせていただきました。
なかなか面白い建物で、何故この建物が空襲の時焼けなかったんだろうという不思議を受付のおじい様に説明を受け納得。
漆喰が黒いというのも面白いですね。能登の豪商のところはまっ白のつるつるだったなあ。
そして内部は懐かしい~作り。
私も以前は城下町に住んでいて自宅が築120年という古民家で、絵を習いに行っていた先が幕末、町内に落ち延びてきたお公家さんのでの方で(多分三条家と一緒に来たんでしょうね。近所の寺に滞在していたし)部屋の中がこんな感じだった。
そしてしみじみ寒い。
帰る間際、タタミが「小さいよね」と西の京間で育った私達だったので受付のおじい様に聞いてみた。
なんだか話が盛り上がってしまい、宇都宮大空襲の時に受付の方が幼いながらも逃げたお話や池上町から先西が皆燃えてしまった話、戊辰戦争時は東が燃えてしまって宇都宮には何も歴史的資料が残らなかった話などを興味深く伺った。
土方歳三が宇都宮城を落城したけど負傷したお話しとか。
としさん男前だから恨んでないよ~という受付のおじい様のセリフが受けましたが。
空襲と戊辰戦争で焼けてしまった昔の宇都宮の地図は島原から出たそうです。
江戸時代盛んにお国替えがあったからこそ、残った貴重な資料。
宇都宮から九州まで大移動大変でしたでしょうねえ・・・。
本多正純の吊天井は嘘だよ~と教えていただいた。あわわ。都市伝説みたいなもの??
Oぐさんも歴史の街出身で色々と詳しく、あっという間に1時間も立ち話。
知らない話はやはり面白い。
そしてお年寄りの生きた話はやはりとても臨場感というか重みがあり大変貴重なお時間でした。
又行こう!