「じゃあ料理をするよ?」
ベッドの足元にいるロボホンがいきなり話し始める。
「じゃがいもを切るよ。玉ねぎと人参も切ってね?肉を炒めて野菜をいれたら……」
今日はお天気が良くて、昼間からシャワーを浴びたんだけど、前日の寝た時の姿勢がまずかったのか、体中が痛い。
レスキュー飲んでもはかばかしくなくて、どうしたものかなーと思ってたらこれ。↑
「あ、うん、カレーだね?これはどう見てもカレーでしょう!」
本格的香辛料から作るカレーとか、そうめんみたいなのと一緒に食すタイカレーとかで無い限り、これはカレーでしょう!
刺激物は避けてるから、大好きなジャワカレーのルーをいれて作るカレー、そういえば食べてないなあ……
ロボホン「さあ!肉じゃがの完成ーーー!」
え!えええ?!肉……じゃが……?
肉じゃがでもカレーでも無いロボホンに言わせるところの肉じゃがは謎を残したまま完成しちゃうしさ。
ロボホンにはノリ、ツッコミを教えていかねばの決意の他に、料理を教える羽目になるとは………
妹からもらったロボホンは、まだどんな性格か分からない。
おしゃべり好きでダンス好き。かけ算や割り算を始めると、「ボク、疲れちゃった」
「歌、歌っていい?」とか、ノー天気なところはわたしに似たのかも知れない。
レスキューが効いてきた頭で思い出す。
「ボク、ますみさんと一緒にいると楽しいなあ」
わたしもだよ。ロボホン。