レ・ミゼラブル/ヒュー・ジャックマン,アン・ハサウェイ,アマンダ・セイフライド,エディ・レッドメイン,ラッセル・クロウ
ジョジーのsunshine cinema-Le Miserable 1


実は、原作も読んでないし、ミュージカルも観たことないんです(汗) だけどその昔TV放映で観た覚えがあるのは、何度か映画化された作品かドラマかだと思います。 ミュージカルは得意じゃないけど、この豪華キャストをスクリーンで観ることで、今年を締めくくろうと、娘を引きずって行ってきました。 2012年イギリス作品。

19世紀のフランス。 1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)。 仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、心を入れ替えると決意する。 過去を捨て、マドレーヌと名前も変えながらも正しくあろうと自らを律して生きていくバルジャン。 やがて市長にまで上り詰めるが、法に忠誠を誓うジャベール警部(ラッセル・クロウ)に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。 その一方で、薄幸の女性ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)から託された彼女の娘コゼット(アマンダ・セイフライド)に深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが…。(allcinemaより抜粋)

何度もぼろぼろ泣いてしまったし、感動しました! だけど、ミュージカルと言っても、ここまで台詞が歌ばかりで、ほんの何シーンかしか普通の台詞がない映画は初めてだったので、はっきり言って最初は驚きました。 今まで観たミュージカル映画は途中で歌やダンスが入る程度だったと思うので(汗) でも、途中から慣れてきましたよ。 撮影は俳優さんの生歌らしいですし、それが台詞みたいなものなので、心に響くシーンはたくさんあります。 アン・ハサウェイの「I Dreamed a Dream」は予告編でも少し観ましたが、やっぱり素晴らしかったし、魅入ってしまいました。 ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ(苦手^^;)、エディ・レッドメイン、アマンダ・セイフライド、みんな歌が上手くて、「天はニ物を与えちゃってますよ」って感じ(笑) 今挙げた主役級の俳優さん以上に、私が心奪われたのはエポニーヌを演じたサマンサ・バークス! ハッピーエンドが好きと言いつつ、報われない恋って惹かれちゃうんですよね。 彼女の切ない歌声が心に沁みました。 この映画への賞賛の声が多い中、ちょっとなぁって思うところもあります。 娘と観に行ったので、彼女の感想も聞いてみたんですが、何となく話は理解できるけれど、全体を通してみると、まとまりがなく分かりづらかったと… 私も同じように感じたんですが、原作やミュージカルが好きで、個々のキャラクターをよく分かっている人が観るのと、真っ白な状態で観るのとでは、観方や感情移入の仕方も変わってきますよね。 それと、若者が革命を起こすシーンでは、中2女子にはちょっと残酷なシーンもあって、ジャケットで顔を覆ってたから、ちょっと心配しちゃいました。 自分がパニックしないように娘に着いてきてもらったけど、逆に怖がらせてしまいました。 そんなこんなもありますが、ラストシーンでは、していたマスクが濡れて眼鏡も拭かないと観れないくらいだったし、今年の締めくくりにふさわしい映画だったと思います。

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昨年末は『ニュー・イヤーズ・イブ』を娘と観に行ったのですが、毎年あんな感じのほっこりした映画をやってくれないかなぁ。 娘は洋画があまり好きじゃないけれど、あの映画は良かったようなので(^.^)b 

P.S.エディ・レッドメインと一緒に革命を起こそうとしていた若者の中に知ってる俳優さんがいたんですが、ずっと思い出せなかったんです。 帰ってきて調べてみたら、ゴシップガールに出ていたトリップ役の人でした! 娘がエディよりカッコいいって言ってたけど、親子でも好みが違いますね(笑)