ミイラとりがミイラ……
「暴力団撲滅」と、警察や社会が叫びはじめて久しいが、
そこへ台頭するように、
「半ぐれ」などと呼ばれる集団(?)組織(?)が
ニュースを賑わせてますね。
なんだか、
"おさまりの悪い弁当箱の蓋の片方を、グッと閉めたら、反対側がパカッと開いてしまう様"
に思えて、苦笑いしてしまいました。
決して「暴力団」や「半ぐれ」に肩入れするつもりはありませんが、
規制を厳しくすれば、ものごとが納まるなどと考える浅はかさが、なんとも滑稽で。
この世から悪の根絶など絶対無理だと思うのですが、
かと言ってやり放題のやらせっ放しってのも質が悪い。
取り締まり強化とか、法律や規制はなくてはならないと思いますが、
ある一面だけに拘りすぎて、全体像が不恰好になってしまっては本末転倒ではないでしょうか?
世に言う「暴力団」と位置付けされる団体に対して必要以上にグイグイやるものだから、
よそに綻びが出てしまう。
自ら勝手に問題をややこしくしてる。
もともと、社会全体がビミョーにいびつに歪んでるんだから、
全体の歪みバランスを考えながら、
「まあ、こんなもんだろう」
くらいに、少し"遊び"の部分を残さないと、
ミイラとりがミイラ……
自分で自分のクビを絞めることになりかねないと、ボクは思います。
自動車のハンドルだって"遊び"がなければ、かえって危なっかしい。
空気を入れた風船の口元を縛れば、中の空気の量は変えられませんよね?
あっちを押さえれば、こっちが余計に膨らむ。
社会という風船の中で、善も悪もバランスを保ちながら、円くなっているのだから、
一部をチクっとやれば、
パンッ!
ってことになるのは当たり前です。
法治国家と呼ばれ、治安のいい国と呼ばれて
嬉しいのは間違いありませんが、
一部だけ、表面だけ、
みたいな、取って着けたようなやり方ばかりしてると、そのうちポロッとメッキが剥がれるような事態になってしまうのではないか……
そうならないことを祈っています。