―戦後生まれの黙考―
盆を迎える時期になると、
終戦記念日も同時に迎えるって気分になるのは、
ボクに限らず、日本の国民のほとんどが思うことだろう。
「戦争」に関する体験談や、当時の記録、
個人的なことから国家的なこと、
戦争に至るまでの経緯や、戦後における混乱期から、戦後復興の歴史など、
いろんな事が、語られ、討論され、賛否両論ある中、
ボクも考えるところがあります。
結果として日本は敗戦国となってしまったのですが、
当時戦争に携わった方々の中には、
「日本が敗ける」などとは誰も考えなかっただろうと思う。
……文字通り「必死」で戦いに挑んでいたであろうから、余計なことなど考える余裕もなかった、
とも思うんだけど、
はたして当時の方々は、
"戦勝国となった日本の未来"を、
どのように思い描いていたのだろう?
国のため、と戦禍に向かったのだから、
豊かで平和な未来を夢みて戦ったに違いない。
とボクは思う。
結果、敗戦国となってしまったのだけれど、
それでも日本は豊かになった。
おそらく、当時の方々には想像もつかなかったであろうほどに日本は物質的に凄く豊かになった。
ただ、ちょっと思うのが、
人としての心は、
豊かと言うより少し貧しくなったのではないか?
ここであまり多くは語りたくはないけど、
個々の本心はともかく、実際に
自分の身を犠牲にしてまで国を護ろうとした当時の方々は、
家族や友のため、翻ってそれが国のため、
としての行動だったのだと……
ま、ボクひとりの勝手な考えなんだけど、
"自らの身をもって、誇り高き日本人たれ!"
と教えられているような気持ちになるので、
"人間らしさ"と"他人を思う気持ち"っていうのは常に心の底に留めながら生きなければいけないと、
改めて自分を見直し、襟を正す季節のように感じています。