2024年にデモ運用していたFXが、どうにもうまくいかないので、1年かけていろんな方法を試していました。
その結果
「キャリートレードが自分のライフスタイルに合っている!」
と結論がでました。
まだまだ資産運用のポートフォリオではメインになれませんが、期待できるカテゴリーだと思っています。
キャリートレードについての概要を書いていきます。
① 全体方針(最重要)
-
キャリートレードは「金利ビジネス」であって為替予想ゲームではない
-
最大の敵は「急変動(ボラティリティ)」と「レバレッジ」
-
利益はゆっくり、損失は一瞬で出る戦略である
② フェーズ別ポイント
【Phase 1】キャリートレードの本質理解
1. キャリートレードの定義(超重要)
-
低金利通貨を売り
-
高金利通貨を買い
-
金利差(スワップ)を受け取り続ける
ここで強調:為替差益は「副産物」、主目的は金利差の回収
2. なぜ成立するのか(理論)
-
各国の金利政策は短期では急に変えられない
-
高金利国は成長・インフレ圧力がある
-
投資資金が高金利通貨に流れやすい
→ 「理論的に歪みがある市場」だからこそ成立
3. 代表的な歴史的成功例・失敗例
-
成功:
-
2003〜2007年 AUD/JPY
-
-
失敗:
-
2008年 リーマンショック(円高クラッシュ)
-
2020年 コロナショック
-
2022年 急激なドル金利上昇局面
-
【Phase 2】通貨選定の考え方
1. 金利だけで選ぶな
評価軸は以下の5つ:
| 項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 政策金利 | 絶対水準と方向性 |
| インフレ率 | 金利が維持される理由 |
| 経常収支 | 自国通貨の需給 |
| 財政状況 | 通貨安リスク |
| 政治安定性 | 突発リスク |
→ 高金利×脆弱国家は地雷
2. 気を付けるべき通貨
-
トルコリラ
-
アルゼンチンペソ
-
高金利アフリカ通貨
理由:
-
金利差以上の通貨安が常態化
【Phase 3】リスク管理(最重要フェーズ)
1. レバレッジ(ここで9割決まる)
-
キャリー戦略は低レバレッジが絶対
-
機関投資家水準:
-
実効レバレッジ 1〜3倍
-
-
個人が破綻する典型:
-
10倍以上+一本足
-
👉 「低リスク戦略を高レバでやる=自殺行為」
2. 想定すべき最大損失
-
平時:年率▲5〜10%
-
危機時:短期▲20〜30%もあり得る
→ だからポジションサイズがすべて
3. 損切りの考え方(キャリー特有)
-
デイトレのような即損切りはしない
-
「金利前提が崩れたら撤退」
-
利上げ終了
-
政治危機
-
資本規制
-
【Phase 4】マクロ環境判断
1. キャリートレードが機能する局面
-
低ボラティリティ
-
世界経済が安定
-
金融政策が予測可能
2. 機能しない局面
-
金融危機
-
地政学リスク
-
急激な金融引き締め
👉 「VIXを見る癖」をつける!
【Phase 5】意識する事
1. レポーティング訓練
-
なぜこの通貨か
-
想定リスク
-
撤退条件
③ 常に心においておく言葉
「キャリートレードは“退屈にやって、生き残る戦略”だ」
「派手な年は疑え。静かな年こそ正解だ」
④ おさらい
-
金利だけで通貨を選ばない
-
レバレッジを自制できる
-
危機時に「何もしない」判断ができる
-
キャリー崩壊の兆候を言語化できる





































