それでは引き続きお芝居の感想です。

開演5分前の内幕。ラクダが動くプロジェクターを使用したものでした。

こういうのも珍しいですね。

 

  

第2幕
トラジェディ・アラベスク
『金色(こんじき)の砂漠』
作・演出/上田 久美子
 
[解 説]
昔々、いつかの時代のどこかの国。砂漠の真ん中にあるその王国の王女は、“ギィ”という名の奴隷を持っていた──。
自分がどこから来たのかも知らず、王女タルハーミネの奴隷として育てられた少年、ギィ。常に王女に付き従って世話をする彼は、長じるにつれ、美しく傲慢な王女に心惹かれるようになる。ギィを憎からず思うタルハーミネではあったが、王女の立場と何より彼女自身の矜りが、奴隷を愛することを許さない。タルハーミネはわざと高圧的な態度でギィを虐げる。奴隷でありながら矜り高いギィは、そんな王女を恋の前に屈服させたいと激しい思いを募らせる。
ギィの怒りにも似た愛は、やがて報復の嵐となってタルハーミネと王国を呑み込んでゆく──。
架空の古代世界を舞台に描き出される、愛と憎しみの壮絶なアラベスク。
 
■主な配役 ※以下敬称略 ()内は新人公演時の役
ギィ【第一王女タルハーミネの奴隷】明日海 りお (綺城 ひか理)
タルハーミネ【イスファン国の第一王女】花乃 まりあ (城妃 美伶)
ジャー【イスファン国の奴隷】芹香 斗亜 (亜蓮 冬馬)
奴隷 ピピ 英真 なおき(優波 慧)
教師 ナルギス 高翔 みず希(矢吹 世奈)
賊の女 ラクメ 花野 じゅりあ(乙羽 映見)
大臣 マヌーチェフル 夕霧 らい(峰果 とわ)
女官長 メグナ 芽吹 幸奈(更紗 那知)
女官 ウルミラ 梅咲 衣舞 (桜花 りな)
奴隷 プリー 瀬戸 かずや(聖乃 あすか)
求婚者 ソナイル 冴月 瑠那(桜舞 しおん)
後宮の女 シパーシャ 白姫 あかり(雛 リリカ)
奴隷 ルババ 鞠花 ゆめ(若草 萌香)
求婚者 ゴラーズ 天真 みちる(千幸 あき)
王 ジャハンギール 鳳月 杏(飛龍 つかさ)
後宮の女 ナージャ 菜那 くらら
第二王女 ビルマーヤ 桜咲 彩花 (朝月 希和)
兵士 グルターズ 航琉 ひびき(澄月 菜音)
女官 ミルザ 美花 梨乃
賊の男 ミトゥン 舞月 なぎさ(碧宮 るか)
王妃 アムダリヤ 仙名 彩世(春妃 うらら)
賊の男 サルム 和海 しょう (高峰 潤)
後宮の女 カリシュマ 華雅 りりか
兵士 ムムターズ 羽立 光来(芹尚 英)
女官 ニキヤ 新菜 かほ
賊の男 イード 冴華 りおな (泉 まいら)
女官 サハナ 紗愛 せいら
賊の男 ザール 水美 舞斗(紅羽 真希)
求婚者 テオドロス 柚香 光 (帆純 まひろ)
女官 マードリ 真鳳 つぐみ
砂の女 乙羽 映見 (凛乃 しづか)
賊の男 ラージ 優波 慧(愛乃 一真)
砂の女 朝月 希和(糸月 雪羽)
砂の女 更紗 那知(三空 凜花)
後宮の女 シュリヤ 城妃 美伶
後宮の女 ハディーシャ 春妃 うらら
女官 リーラ 雛 リリカ
テオドロスの侍従 イリアス 綺城 ひか理 (一之瀬 航季)
ジャハンギール[回想]飛龍 つかさ (侑輝 大弥)
後宮の女 マニーシャ 茉玲 さや那
第三王女 シャラデハ 音 くり寿 (茉玲 さや那)
アムダリヤ[回想]華 優希 (咲乃 深音)
(新人公演)ギィ[幼少時代]華 優希
(新人公演)タルハーミネ[幼少時代]音 くり寿

[感想]
ストーリーですが、奴隷が王女に恋をするというのが話の中心。
でもその先には復讐に次ぐ復讐というものが見え隠れするという内容です。
今回は男役のトップも2番手やその他男役スターも奴隷という配役。
トップスターが奴隷なんてねぇ(笑)女性ヅカファン的には大丈夫なんだろうか?
個人的には男役が娘役の下になって娘役が脚光を浴びるのは歓迎ですけどね(笑)
明日海さんなんて、花乃ちゃんに踏み台替わりに背中を踏まれちゃってますから(笑)
またキッツイ明日海ファンが騒ぎ出さなきゃいいけどね(笑)
 
トップ娘役の花乃ちゃんが第一王女で、べーちゃん(桜咲 彩花)が第二王女。
音 くり寿ちゃんが第三王女でゆきちゃん(仙名 彩世)が王妃。
娘役の配役が多いのはいいですね。でもくり寿ちゃん、ちょっとオバカなキャラが…です(笑)
後半に出てくるじゅりあ様が盗賊の頭みたいな存在で舎弟がマイティ(水美舞斗)。
じゅりあ様のキャラが濃すぎてマイティが凄く薄く見える(笑)
花娘たちの存在感って凄いよね…と感じた今回のお芝居ではありました。
でも今回のお芝居、娘1の花乃ちゃん以外では、娘2扱いはゆきちゃん&べーちゃん。
その後が音くり寿ちゃんって感じ…。
しろきみちゃん(城妃 美伶)って出てましたっけ?…ってくらい影が薄い…。
一応新公はヒロインなのにね…。
 
今回のお芝居の演出は雪組の星逢で脚光を浴びた宝塚のウエクミこと上田久美子先生。
美人で36歳とお若い今売り出し中の美人演出家さん。
観劇プログラムにお写真が載っていて、ちょっとときめいちゃいましたわ(笑)
ちょっと松たか子さんみたいな感じに見えますね。美人さんです。
序盤は星逢的な感じで金色の砂漠を布で演出…。星逢で見たよね…的な感じ。
でも設定がねぇ…。王族は皆、異性の奴隷をつけなければならない…。
王女だったら男性の奴隷で王子だったら女性の奴隷。でも恋愛感情になってはならない…。
…って拷問ですね。自分だったら奴隷に速攻恋しちゃますわ(笑)
しかもトップを奴隷にするなんて、ウエクミ先生じゃないと思いつかないでしょうね。
ある意味斬新でいいけど、昔のファンなら怒りそう…。
それとウエクミ先生の作品って結構重たいんで、後半は若干キツイ…。
最後の終わり方もねぇ…。なんで王女が砂漠に行っちゃったのかが?でした…。
人それぞれ感じ方はあると思いますが、今回の作品も結構重いですね。
 
ショーはほんのちょっとだけどありました。
2番手スターの芹香 斗亜さん中心のダンスに始まり、次がトップコンビのデュエットダンス。
大階段を交互にちょっとづつ上る明日海さんと花乃ちゃん。
この様子を見たら、昔流行った「チヨコレート、グリコ、パイナツプル」を思い出した…。
やりませんでした?グーがグリコで3歩、チーがチヨコレートで6歩、パーがパイナツプルで6歩。
それぞれ前に進む遊び(笑)地域限定かもしれないですが、私の地区では大流行してました(笑)
デュエダンの後がロケットで中心が次期トップ娘役のゆきちゃん(仙名 彩世)。
上級生娘役(研9)に何をやらせるんだと思いましたが、ダンスが上手いゆきちゃんは楽々クリア。
歌も上手いし綺麗だし、ほんとトップ娘役には相応しい方ですね。
最後のパレードのエトワールは花乃ちゃん。トップ娘役のエトは最後の華向けなのかな?
綺麗な美声が場内に響き渡ってました。最後に彼女の魅力を垣間見た気がします。
その後の階段降り順は、柚香→芹香→明日海さんという順でした。ちょっとショートバージョン?

…というわけで休憩を挟んで約3時間の公演堪能いたしました。
躍動する花娘たち。花組は娘役が熱いですね。
  
次回の観劇は20日(日)。
梅田芸術劇場にて
宝塚宙組『バレンシアの熱い花』を観劇予定です。
 
以上です。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログへ
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 演劇(観劇)へ
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ ミュージカルへ
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ