ここ最近コロナの感染者が急増。舞台も中止や休止が相次いでます。
私も2回ほど行く公演が中止になったりしてます。
チケットを持って劇場に入って席に座って開演を待ってたら中止…。
私自身は幸いそういう事態に陥った経験はありませんがそういう報告が複数ありますね。
席に座って待ってるのに幕が開かないなんて…。考えただけでも卒倒しそうです。
70人の演者がいても1人陽性者が出たら中止。もうこういうことやめにしませんか…。
症状が出た人を検査して陽性ならその人だけ隔離して舞台は続ける…。
そうしないとエンタメが終わってしまうような気がします。
2類から5類へ…とはいいませんが、そろそろインフルエンザと同じ対応でいいのでは?
たった1人のために全部まとめて中止は勘弁願いたいです。

 

さて今日は宝塚に行ってきました。
幕が開くまで不安でしたが無事月城さんの開演アナウンスが流れました。
今日は2階席の上手の9列目。
ほとんどチケットがなかったけど、戻しがあったので無事購入できました。
平日ですが夏休み真っ盛り…。学生さんも結構多かったです。

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


宝塚月組公演
三井住友VISAカード ミュージカル
『グレート・ギャツビー』


~宝塚大劇場~
2022年7月28日(木)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
1幕 11:00 ~ 12:20
~休憩35分~
2幕 12:55 ~ 14:05


■主な配役とキャスト ※敬称略
ジェイ・ギャツビー(月城 かなと)                        
(謎の資産家。5年前の世界大戦参戦記念パーティーでデイジーと出逢い、瞬く間に惹かれ合うが…)
デイジー・ブキャナン(海乃 美月)
(名家の娘としてその美貌が評判だった18歳の頃、ギャツビーと恋に落ちる。)
トム・ブキャナン(鳳月 杏)
(デイジーの夫。傷心のデイジーに一目惚れし、口説き落として結婚した。)
ニック・キャラウェイ(風間 柚乃)
(ギャツビーの隣人で、証券会社に勤める堅実な青年。デイジーの又いとこ)
ヘンリー・C・ギャッツ(英真 なおき)
(ギャツビーの父。息子とはしばらく会っていない。 )
マイヤー・ウルフシェイム(輝月 ゆうま)
(暗黒街の顔役。復員後に一文無しになっていたギャツビーと出会う。 )
ジョージ・ウィルソン(光月 るう)
(生真面目なガソリンスタンド経営者。)
ジョーダン・ベイカー(彩 みちる)
(デイジーの親友。全米女子ゴルフ・チャンピオン。ニックと恋仲になる。 )
マートル・ウィルソン(天紫 珠李)
(ジョージの妻で、トムの愛人。華やかな世界に憧れている。  )


■あらすじ
第一次世界大戦後、1920年代のアメリカは好景気が続く中、繁栄の時代を迎えていた。ラジオや自動車の普及といった物質的繁栄と、ジャズ音楽とトーキー映画の登場に見られる大衆文化が同時に花開き、アメリカ社会は大きく変貌を遂げた。
しかし、その華やかさの影で、戦前の統制や道徳を軽蔑し、自由奔放さを求める若者たちは禁酒法を破って酔いつぶれ、ジャズに踊り狂って、刹那的な快楽に溺れた。

そんな時代を象徴するかのような謎の男、ジェイ・ギャツビーは、ニューヨーク郊外、ロングアイランドの豪勢な邸宅で、夜毎に絢爛たるハウスパーティーを開いて、人々の注目を集めていた。
そのギャツビー邸の隣家に、ミネソタ州から引っ越してきたニック・キャラウェイは、パーティーの様子を垣間見るが、証券会社勤務の堅実なサラリーマンにすぎない彼は、その華やかさに驚きを隠せなかった。
翌朝、ギャツビーと初めて挨拶を交わしたニックは、庭続きの入江から対岸のイースト・エッグに“永遠の恋人”が住んでいるのだと聞かされる。
対岸には、ニックの又いとこであるデイジー・ブキャナンと、彼女の夫でニックの同級生であった大富豪のトム・ブキャナンが住んでいた。その日、夫妻の邸を訪ねたニックは、デイジーの親友のジョーダン・ベイカーから、トムには愛人がいるらしいことを耳打ちされる。一方、ニックから新居の隣人が「ギャツビー」という名だと聞き、デイジーは、激しく動揺するのだった。

第一次世界大戦中の1917年、名家の娘であり、故郷であるケンタッキー州ルイヴィルでも名高い美貌を誇っていた18歳のデイジーは、大戦参戦記念パーティーで出会った中尉と、運命的な恋に落ちる。しかしデイジーの母、エリザベスは、家柄が釣り合わないと、彼に娘との別れを強要し、前線に赴任する中尉を追おうとしたデイジーを引き止めて無理やり2人の恋を引き裂いた。その中尉こそがギャツビーであった。

復員したギャツビーは闇の世界で巨万の富を得、デイジーの家の対岸に家を建て、誰が来ても構わないパーティーを開き続けた。それは全て、彼女との偶然の再会を期待してのことだった。ニックの協力により、2人は5年ぶりに再会する…。 

 
[感想]
時は禁酒法時代のアメリカニューヨーク。
ミネソタ州から引っ越してきたニックが夜毎にパーティーを開く隣人に興味津々。
後日その隣人のギャツビーからパーティーに招待される。
そこでギャッツビーはニックが昔愛した恋人のデイジーのまた従妹だと知り、彼女を家に呼ぶよう依頼。
後日デイジーと再会を果たすが、デイジーの夫のトム・ブキャナンは経緯を知り、猛烈に嫉妬に駆られギャツビーからデイジーを遠ざける。しかし彼自身もまたマートル等複数の愛人を抱えている。
そんな折、ギャツビーはトムとゴルフのコンペを行うことに…。そこでギャツビーは勝利するが帰路で彼の将来を左右する大きな事件を起こしてしまう…というのが主な内容です。
(※あくまで個人的解釈によります。)

2017年に梅芸で観た井上芳雄さん主演のミュージカル『グレート・ギャツビー』。
今回は本家宝塚版。あの頃の記憶が多少蘇りましたが今回の宝塚版はさすがだと思わせる内容でした。

主演のギャツビーを演じた月城かなとさん。スタイリッシュなイケメンさん。
笑った時に出る左頬のえくぼがとても可愛らしい。
歌を歌うと迫力がある低音ボイス。まさに真ん中に立つに相応しいトップさんだと言えますね。
役が凄く憑依してて、ほんとにこういう男がいたら女性はイチコロだろうな…と思ってしまう。
演技力、歌、ダンス力どれをとっても素晴らしかったです。

ギャツビーの元恋人で資産家のトムと結婚したデイジー役は海乃美月さん。
5年前に別れた恋人と再会したのにギャツビーとの再会を素直に喜べないデイジー。
ギャツビーの強引な口説き?にも結局元サヤを選んでしまう煮え切らない態度。
最後の最後も何なのあれ?…という塩対応?
自分だったらこの人を恋人には選ばないだろうな(笑)
あんまり宝塚のヒロインが演じる役どころではない…という評価もあります。
そういう難しい役どころでしたが、海乃さんは上手く演じられてたように感じました。

デイジーの夫のトム・ブキャナンを演じたのは鳳月杏さん。
自分はマートルやクラブダンサーと不倫しまくってるのに妻の不倫に対しては猛烈に嫉妬。
物語的にはメチャクチャ嫌な奴を演じてます(笑)
でもそれを上手く嫌らしい感じで演じる鳳月さんにスケールの大きさを感じました。
相棒にしたら頼もしい。敵役にしては憎たらしい。万全の2番手さんです。

デイジーの又いとこでトムの友人のニックを演じたのが風間柚乃さん。
この役はかなり重要でギャツビーは彼に出会わなければデイジーと再会できていない。
その他にも色々な橋渡しを彼がやるので物語の中心的存在だと言えます。
2番手の役ではないですが演技力といい非常に目立ってました。


今回は全面お芝居の構成でしたのでショーは短縮バージョン。
それでも鳳月杏さんの歌から始まるフィナーレは見応えありました。
最後のエトワールは106期生の一乃 凜さん。
可愛くて歌が上手い。素晴らしかったです。
新公ヒロインの花妃舞音さんもいて106期生は大注目ですね。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。


以上です。