今日は大阪福島にありますABCホールに行ってきました。

この劇場を訪れるのは2014年のゲキバカ2014年7月公演「0号」以来です。

木の香りがなんとも清々しい感じ。

 

 

階段を上がると、ABCのマスコットキャラクター「エビシー」と「エビシー」仕様の自販機がありました。中身は普通の自販機とさほど変わりません(笑)

 

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
ちなみに席は事前でネット予約した上手側の6列目の席。
箱が狭いのでオペラいらずでしたが、やや上手すぎたのでもっと中央寄りが良かったなぁ…。
もう少し早く予約すべきでしたね。客層は中年客多しです。

玉造小劇店配給芝居Vol.21
「おもてなし」
~ABCホール~
2017年5月28日(日)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
13:00  ~ 15:00

<主な出演者>  ※以下敬称略 
みやなおこ、うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)、江口直彌(松竹新喜劇)、浅野彰一(あさの@しょーいち堂)、江戸川萬時、コング桑田(リリパットアーミーⅡ)、鈴木健介、久野麻子(スイス銀行)、森崎正弘(MousePiece-ree)、内山絢貴(劇団五期会)、畝岡歩未(リリパットアーミーⅡ)、松井千尋(リリパットアーミーⅡ)、わかぎゑふ(リリパットアーミーⅡ)、八代進一(花組芝居)、福本伸一(ラッパ屋)、茂山逸平

脚本・演出/わかぎゑふ

<ストーリー>
大正13年。
大阪の船場から橋を渡った日本橋黒門町に小粋な家が一軒あった。
家主は芳崎兼(よしざきかね)という40代半ばの女性。
この春、東京の大学を卒業したばかりの一人息子、清が帰ってきて2人暮らしである。
兼は船場の豪商、岩井商店という材木屋問屋、岩井庄之助の妾だった。
が、その岩井も死んで今は通ってくることもない。
しかし、商売をしている様子でもないのに兼の家には不思議に出入りが多かった。
兼は若い頃は岩井商店で働いていた女衆だった。
男勝りのそろばん力と、商いのアイデアに富んでいて、
あっという間に生まれたばかりの若旦那の乳母に抜擢された。
その時期に兼は船場の表向きのしきたりを学んだのだ。
同時に奥向きでお金を上手く回す船場一流の「始末」にも触れ、裏道もしっかり身につけた。
そして遂には主の妾になり、清を産んだのである。
船場の旦那衆はしきたり上、「おもてなし」に金払いを厭わない。
自分の評判を落とすからだ。が…時には抜け穴に頼らなくてはならないこともある。
つまり、兼のところにはワケあり、傷ありの商人が尋ねてくるのである。
商人たちの華やかな「おもてなし」の裏で、知恵を絞った「始末」の極意が、兼を中心に繰り広げられていく。

[感想]
ストーリーですが…。
大阪船場の豪商、岩井商店という材木屋問屋に男勝りのそろばん力と、商いのアイデアに富んでいた芳崎兼(よしざきかね)という40代半ばの女性がいた。その実力が認められて岩井庄之助の妾となります。妾(めかけ)というのはわかりやすくいうと愛人のことですが、この存在は奥さんにも認められていて、今でいう不倫とは違います。
その芳崎兼が岩井の死後は岩井商店を離れるも、若旦那は彼女を頼り、また商人たちも彼女のもとを訪ねてくる。そんな中、1人息子の清が東京の大学を卒業して帰ってきた…。若旦那とは意気投合するも若旦那は目が不自由で1人で歩くのもやっとという状態だった。若旦那は自分の目がもうすぐ見えなくなるのを知っていた。そこで彼の取った行動が兼の清の今後の動向を左右することになる…。~以下省略~
 
メッチャ分かりやすく言うと、大商人の愛人だった女性がメッチャ頭が良くて、頭の悪い?商人たちに知恵を授けるというのが主な内容です。ちょっと乱暴だけど(笑)
 
本題の感想の前に触れておきたいことがあります。
それはコング桑田さんの客弄り。
開演10分ほど前に場内に現れたコングさんがお客様にご挨拶。
ここまでは他の劇団にもあることだけど、その後に自らパンフレットの販売をすること(笑)
「1部1000円ですよ」…と言いながら場内を回るコングさんだけど希望者はお1人のみ…。
ここでコングさんが得意な話術?で客を弄る。それがまた面白くて面白くて(笑)
泣き落としというか、脅迫というか(笑)
揚げ句の果てには「場内寒いですか?」と言って手を挙げさせようとする…。
反則やろ…って感じだけどコングさんなら何故か許せる(笑)
最後は泣き落とし?で手持ちの5部全て売ってしまうコングさん。
素晴らしい。芝居の前に凄く面白いコントを見たような不思議な感じ…。
コング桑田劇場、最高に面白かったです(笑)
 
本題のお芝居の方も素晴らしい内容で、とても見入ってしまいました。
普通お昼過ぎのお芝居って眠くなりがちなんですが、今日はそういうことが全くなかった。
逆に次はどうなるんだろう…というくらい興味がわいてきて、次のタイミングで笑いをいれてくる…というのがお見事としか言いようがない。お芝居の題名が「おもてなし」となってるとおり、我々が「おもてなし」を受けてる感じがしました。非常に「わび」「さび」が効いてる。今年見たストレートプレイのお芝居では№1じゃないでしょうか。
演者の心と客の心が触れ合う内容はお見事ですね。
 
カーテンコールではまたもやコング桑田劇場開幕(笑)
もらったチラシは捨てないように…という注意に合わせ、
福島駅のゴミ箱に捨てると駅員さんからクレームがくるのでやめてほしいというお願いも(笑)
福島駅って細かいわ(笑)思いっきり笑ってもうた(笑)
その後、アコーディオン演者を連れてきて、演奏とともに熱唱。
その歌がとても素晴らしかった。歌声が場内に響く、響く…。
そういやコングさん、ミュージカルにも出てますもんね。上手いはずだわ。
事前に撮影許可が出て、お客さんが一斉にスマホで舞台を撮影する。
さながらアイドルの撮影会のよう…。歌ってるのはおっさんだけどね(笑)
それにしても、今日のお芝居はコングに始まりコングに終わった感じ…。
最高のお芝居だったのになんかすっ飛んでしまいましたわ(笑)

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。

次回の予定ですが、
6月2日(金)神戸三宮シアター・エートーにて
「アイラブOSK日本歌劇団~関西に100年息づいた歌劇文化を語る」
6月3日(土)宝塚大劇場にて
花組公演「邪馬台国の風」を観劇予定です。
 
 
以上です。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログへ

 にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 演劇(観劇)へ