大阪は感染者が高止まり傾向。大きく増えはしないが減りもしない。
このまま400人台というのが続くのかな?若い人は無症状だというし、出歩いてまき散らしてるのが心配。
この暮れで外出自粛というのはちょっと無理なのかも…。梅田なんか先週より多く感じます。

 

今日は感染者に気をつけつつ、梅田芸術劇場に行ってきました。
事前に購入したチケットがこれで最後。これ以降は状況を鑑みて行動したいと思います。」
座席はコロナ感染症対策を意識した配置。1階席は1列目~4列目が座れない。
5列目以降は詰めて座れてたみたいですが、後方の席は1席ずつ空けて座ってたみたいです。
2階席と3階席は1席ずつ空けた形での座席の設定でした。
なので全体的には5割くらいの入り。この状況下ですから入った方ですね。
私は3階席の上手側の1列目。前に障害がないので気分良く見ることができました(笑)


 
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
今回は大千秋楽のため、ライブ配信も実施されたようです。

ミュージカル
『NiNE』
~梅田芸術劇場メインホール~
2020年12月13日(日)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
1幕 12:00  ~ 13:15
~休憩25分~
2幕 13:40  ~ 14:35

<ストーリー> 
グイド・コンティーニはイタリアの有名な映画監督。しかし近年はスランプに陥り失敗作が続く。
今も映画を撮らなければいけないのにシナリオが書けず、プロデューサーのリリアン・ラ・フルールからせかされる。
妻で元映画女優のルイ―ザからは、結婚生活を大事にしないのなら別れると突きつけられてしまう。
グイドとルイ―ザの2人は、破綻の危機になった結婚生活の修復のためヴェニス近郊のスパ・リゾートにやってくるが、結婚生活や次回作についてマスコミの攻撃にさらされる。そこには愛人で人妻のカルラも来ていた。
グイドは映画の題材を見つけようともがき、自分の内面世界と現実世界の区別がつかなくなっていく。そして彼の頭の中では、かつて愛した女性たちとの空想へと傾いていく。
彼は心が傷つくと9歳の少年グイドに逃げ込む。
9歳の時、彼は大きな体験をした。
神学校に通っていたグイドは、サラギーナという娼婦に出会い、彼女に愛を教えられ男に目覚めさせられる。
しかし教師の神父たちは、彼女のことを邪悪で悪魔と教え、サラギーナに会いに行ったグイドを叱責する。
母親からもひどく咎められ、グイドは母親からの拒否に悲しみを抱く。

映画のシナリオが書けなかったグイドだが、スパで即興で映画を撮り始める。
グイドは彼の人生にかかわった女性をキャスティングしてクランクイン。
あるがままの生活を映画に撮り始め、妻や愛人が「やめて」と言っても情熱的にそのままカメラをまわし続ける。
そして女性たちは次々とグイドから去っていく。。。


■主な配役とキャスト ※以下敬称略 
グイド・コンティーニ(イタリアの有名映画監督)…城田優
ルイザ(グイドの妻)…咲妃みゆ
カルラ(グイドの愛人)…土井ケイト
クラウディア(グイドの作品の主演女優)…すみれ
サラギーナ(海辺の娼婦)…屋比久知奈
リリアン・ラ・フルール(映画プロデューサー)…前田美波里
ステファニー・ネクロフォラス(評論家)…エリアンナ
ママ(グイドの母)…春野寿美礼
スパのマリア…原田薫
リトル・グイド(トリプルキャスト)…大前優樹、熊谷俊輝、福長里恩
※今回は福長里恩が担当
    
[感想]
この舞台はオケがいる生演奏。やっぱミュージカルは生演奏に限りますね。
開演前に聞こえるチューニングの音を聞くとゾクゾクします。
さて物語ですが、主人公グイドは9歳の時、娼婦サラギーナに出会い愛に目覚めた。
しかし同時に母親からひどく叱責され拒絶、罪悪を覚えることに…。
その後、チャップリンの再来と言われるほどの有名映画監督になり、妻で元映画女優のルイ―ザとも結婚。
順風満帆に見えた人生だったが、近年はスランプに陥り失敗作が続いた。
映画を撮らなければならないのにシナリオが書けない。プロデューサーのリリアン・ラ・フルールからせかされる毎日。
しかも妻のルイ―ザからは、結婚生活を大事にしないのなら別れると突きつけられる。
映画のシナリオが書けないほど追い詰められたグイドは起死回生にスパで即興で映画を撮り始め、
自分の人生にかかわった女性たちを次々にキャスティングし、ありのままの生活を映画に撮り始める。
やがて妻や愛人に愛想をつかされ、彼女たちは次々とグイドから去って行く…。
…というのが主な内容でした。

早い話が、有名になった映画監督が堕落し愛人たちと奥さんに見捨てられるという物語ですね(笑)
1幕を見てるとなんか現実と回想部分が多数あってなんかよくわからず究極に眠気に誘われました。
そういう感想の人多かったみたいですね。なんかよくわからん…という感じで…。
でも2幕はだいぶ理解できてきて、ああそうだったんだ…と思ったけど、結論は何なん?って感じ。
かなりぼやかされてるから最後の終わり方が結構モヤモヤする。そんな作品ですね。

主人公のグイド役が城田さん。
グイドは夢想家でわがまま、そして甘え上手の嘘つき。現実に直面できず愛を選べない人間らしい…。
実際の城田さんは優しそうで一途な感じがするけど(笑)
やっぱメチャ歌が上手い。安心感と安定感がある。
主演がこの人で良かった…と思える安定感。素晴らしいです。
グイドの奥さんのルイザ役が元宝塚雪組トップ娘役のゆうみちゃん(咲妃みゆ)。
元々芝居が上手いと評価されてましたが、宝塚を卒業されても安定感がある演技力。
それと同時に透き通るような歌声。宝塚時代よりも進化されてるような気がしました。
ただ城田さんとのキスシーンはガチなので目を塞ぎたくなってしまいます(苦笑)
リリアン・ラ・フルール(映画プロデューサー)役は前田美波里さん。
さすがの歌声でちょっと圧倒されてしまいました。ミュージカル女優とはまさにこの方のことを言うのかと…。
それと美脚が眩しい…。実年齢を知るとえ?っ…と思ってしまう。お美しいです。
サラギーナ(海辺の娼婦)役は屋比久知奈さん。某アニメ映画の声で有名になった方ですね。
その後はミュージカルの道に進まれて凄く嬉しく思ってました。今回も圧巻の歌声で素晴らしかったです。
グイドの母を演じたのは元宝塚の春野寿美礼さん。なんか菩薩様のような感じ…。
イメージ的にはいいんでしょうが、ちょっともったいない使われ方。
クラウディア(グイドの作品の主演女優)役はすみれさん。失礼ながらセリフが棒読み?…と思うほど感情が入ってない。
これで女優はキツイなぁ…と思ってたら、歌唱パートに入るとまるでマライアキャリーかと思うほどの歌声…。
特に英語のパートが素晴らしく、とても聞き心地が良かった。歌唱力が半端ないですね。
セリフと歌のギャップが激しすぎる…。ちょっと度肝を抜かれた彼女の歌唱でした。

大千秋楽でしたので今回は舞台終了後にキャストの挨拶がありました。
詳しくはちょっと覚えてませんが、ほとんどがこの状況下で来演されたお客さんに感謝の気持ちを述べたものでした。
それと城田さんが涙ながらにエンタメ界の苦しい状況を訴えた内容。涙が滲んできました。
2月下旬以降は舞台は中止や延期が相次ぎ。たくさんの舞台関係者の職がなくなりました。
飲食店や旅行会社の落ち込みは報道されてるけど、舞台関係はほとんど報道されていない。
GOTOトラベルやGOTOイートもいいけど、GOTOエンタメも必要なんじゃないですか?
そんな中で何が「ガースー」だよ。ふざけんな!こんなおざなり総理は即刻退任していただきたいです。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点です。文句なしです。


以上です。