今日は久しぶりに宝塚に行ってきました。
4月下旬以来で約3か月ぶり…。
実は先月上演の星組「1789」のチケットを持っていたのですが、
まさかの上演中止…。プラチナチケットが紙くずになってしまいました…。
これだけ大所帯で上演する舞台なので仕方ないとは思いますが、
今後は人数を減らしてほぼダブルキャストにしてみては?
それでも罹患してしまうかもしれないですが、何かの対策は打つべきだと思います。
やっと取ったチケットが紙くず…。私だけじゃなく大勢の方がそうなってると思いますので…。

 
コロナが2類から5類に変わって初めての観劇。
入口の検温&消毒ゲートがなくなり、椅子の間隔も×がなくなり、
オペラグラスやブランケットの貸し出しも再開され、ロビー客席の飲食もOK。
完全にコロナ前に戻った感じですね。消毒液は一応隅にありましたが…。
フルールも会計ルールがやや変更。レジカウンターがタコ焼きカウンター近くになってました。
少しずつ取り戻してきた日常。でもコロナはまだ収まってない…。
油断は大敵。個人的にはマスクは今でも必須だと思っております。

 

 
そういえば学生の団体さんも来てましたね。ほぼマスク姿でしたがしてない生徒もいました。
するしないは個人の自由でしょうけど。学生はすべきじゃないかなぁ…。
あくまで個人的な意見です。
今日は久しぶりの2階席。オケBOXも天井が開いて中の人がよく見えてました。


それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

宝塚花組公演
オペレッタ・ジャパネスク
『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』

ネオ・ロマンチック・レビュー
『GRAND MIRAGE!』

~宝塚大劇場~
2023年7月19日(水)天気:曇り

<公演時間> 
1幕 11:00  ~ 12:35
~休憩35分~
2幕 13:10  ~ 14:05

第1幕
オペレッタ・ジャパネスク
『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』
~原作 映画「鴛鴦歌合戦」(c)日活株式会社 監督/マキノ正博 脚本/江戸川浩二~
脚本・演出/小柳 奈穂子  


■主な配役 ※敬称略
浅井礼三郎…柚香 光        
お春…星風 まどか        
蓮京院…京 三紗        
蘇芳…紫門 ゆりや        
天風院…美風 舞良        
道具屋六兵衛…航琉 ひびき        
松田松助…舞月 なぎさ        
志村狂斎…和海 しょう        
香川屋宗七…羽立 光来        
峰沢丹波守…永久輝 せあ        
麗姫…春妃 うらら        
浅葱…紅羽 真希        
遠山満右衛門…綺城 ひか理        
熊谷直実…峰果 とわ        
医者…峰果 とわ        
平敦盛…帆純 まひろ        
八兵衛…帆純 まひろ        
おしづ…凛乃 しづか        
織部…高峰 潤        
桔梗…糸月 雪羽        
秀千代…聖乃 あすか        
乾物屋…泉 まいら(※)        
瓦版屋虎三…一之瀬 航季        
杉浦…和 礼彩        
浜菊…咲乃 深音        
炭屋…愛乃 一真        
檜山…龍季 澪        
武林…翼 杏寿        
柳川…涼香 希南        
瓦版屋鶴吉…侑輝 大弥        
魚屋…太凰 旬        
乳母…鈴美梛 なつ紀        
つぐみ…三空 凜花        
椿…南音 あきら        
玉織姫…朝葉 ことの        
七緒…朝葉 ことの        
桜田…涼葉 まれ        
三吉…希波 らいと(※)        
ひばり…詩希 すみれ        
酒屋…海叶 あさひ        
えなが…二葉 ゆゆ        
尼僧…琴美 くらら        
小間物屋…天城 れいん(※)        
めじろ…愛蘭 みこ        
藤尾…美羽 愛        
すずめ…美里 玲菜        
空丸…美空 真瑠        
おとみ…星空 美咲        
米屋…夏希 真斗        
めぐろ…七彩 はづき                    
■代役
乾物屋 泉 まいら→珀斗 星来
■代役
三吉 希波 らいと→天城 れいん
小間物屋 天城 れいん→鏡 星珠

■解説
1939年公開の日本映画「鴛鴦歌合戦」は、プログラムピクチャーの名手、マキノ正博監督による、片岡千恵蔵主演のオペレッタ映画。
長屋住まいの貧乏浪人、浅井礼三郎と隣家の娘、お春の恋の鞘当てに、骨董狂いの殿様、峰沢丹波守を巻き込んでの騒動を、宝塚歌劇ならではの、華やかなミュージカル作品としてお届けします。
日本映画史にその名を刻む傑作オペレッタ喜劇の初の舞台化にどうぞご期待ください。    

■あらすじ
舞台は花咲藩の城下町。三年振りに歌合戦が開催されるという嬉しい報せに、
町は大いに賑わっていた。

堅苦しい宮勤めを嫌う浪人・浅井礼三郎(柚香光さん)は、木刀削りをしながら貧しくとも気楽に暮らしていた。彼のまわりでは、隣家に住む傘貼り職人の娘・お春(星風まどかさん)、料亭香川屋の娘・おとみ(星空美咲さん)、親同士が勝手に約束した許嫁・藤尾(美羽愛さん)が恋の鞘当てを繰り広げている。引く手あまたで困り果てる礼三郎はお春に想いを寄せながらも、気のないそぶりでやり過ごしていた。

お春の父・狂斎(和海しょうさん)は骨董に目がない困り者で、その日の米代すら怪しげな骨董品に注ぎ込んでいた。そんな父に腹を立て、歌合戦に出るための晴れ着も買えないと嘆くお春。礼三郎は笑いながらお春を諭し、生みの親の顔も知らず、育ての父も早くに亡くした自らの身の上を語る。そして、大切にしている「お守り」を貸してあげるのだった。

所変わって、花咲藩城内。藩主・峰沢丹波守(永久輝せあさん)は藩政に見向きもせず、骨董収集にうつつを抜かしていた。家臣たちが不満を募らせていると、丹波守の正室・麗姫(春妃うららさん)が現れ、主が政から目を背ける❝本当の理由❞を説明する。そして、丹波守を改心させるべく長年行方知れずの「鴛鴦の香合」を探し出すように依頼する。

そんなある日のこと。道具屋で狂斎と出会ったことがきっかけとなり、丹波守がお春を見初めてしまい……。 礼三郎とお春の恋の行方はいかにー。

 
[感想]
堅苦しい宮勤めを嫌って、貧しくとも気楽に生きる浪人浅井と隣家に住む傘貼り職人の娘・お春。
料亭香川屋の娘・おとみと親同士が勝手に約束した許嫁・藤尾の三角関係の恋の鞘当て。
そこに花咲藩主・峰沢丹波守が道具屋で狂斎と出会ったことがきっかけでお春を見初める。
礼三郎とお春の恋の行方はどうなってしまうのか…というのが主な内容です…。

チョンパで幕開けする凄く華やかなスタートとなりました。
太平洋戦争開戦の2年前に製作された映画が元になったのが「鴛鴦歌合戦」です。
なのでコメディ要素も音楽も昭和の香りがプンプン匂う作品ですね。
最近ではなかった娘役3人の大活躍が目を見張ります。
まどかちゃんと美咲ちゃんのいい争い。美羽さんはまどかちゃんと柚香さんの恋仲を目撃し寝込む。
それに加えて男役永久輝さんのバカ殿?ぷり。
見応えいっぱいですわ。物語はようわからんけどメチャ面白かったです。
現トップのまどかちゃんは「おとうさん嫌い。ちぇっ」…っていうセリフがメチャクチャ可愛らしい。口を尖らせてプンスカ…。可愛すぎるやろ。
次に美咲ちゃんはお芝居の間がいいですね。歌も上手いし素晴らしい。
やっぱり次期トップ娘役は美咲ちゃん?歌、演技ともにそう感じました。
この作品。誰も死ぬことなく最後はハッピーエンド。
終わりよければすべて良し?ですね。面白かったです。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、文句なし8点です。

 
第2幕
ネオ・ロマンチック・レビュー
『GRAND MIRAGE!』
作・演出/岡田 敬二 


■解説
大いなる夢と愛に満ち、宝塚歌劇ならではの美しさと華やかさ、そして品格と馥郁たる香りを湛えたレビュー作品。カンツォーネの名曲で構成する場面や、柚香光を中心とした花組のダンスの魅力に迫るヴァイタリティ溢れる場面等を展開。ロマンチック・レビューシリーズ22作目となる本作では、ネオ・ロマンチック・レビューとして、より新鮮で魅力的なレビューの世界をお届け致します。  



[感想]
オープニングは6人?の娘役のダンスから。
その後、幕が開いて大勢の娘役+トップスター柚香光さん登場で舞台を盛り上げます。
夢とロマンが詰まっていた今回のレビュー。
印象としてはデュエットダンスが多かったな…と思いました。
トップコンビはもちろん、永久輝さん、聖乃さんの男役勢に美羽さんと星空さんの娘役たち。
特にこの美羽&星空コンビに目がいっちゃって終始楽しんでました。
花組はこの2人以外にもたくさん魅力的な娘役がいますが、特にこの2人に目がいっちゃいますね。
それに加えてまどかちゃんだもの…。応援せざるにはいられないです。
それとエトワールは花組期待の娘役朝葉ことのちゃん。
素晴らしい歌声が場内を包み込んでました。うっとりしました。
新人公演ではまどかちゃんの役をやるヒロイン。将来有望な娘役さんですね。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、文句なし10点満点です。

以上です。