今日は宝塚に行ってきました。
多分今年ラストになると思います。
これで今年4回目。数は少ないですが一通りは楽しめたかなと思います。
今朝10時過ぎに突如携帯からアラートが鳴ってヤバと思ったら周りでも鳴ってる人が多数(笑)
そういや昨日吉村知事が大阪府民に南海トラフを想定したアラートを出すって告知してたっけ…。
すっかり忘れてましたが、周りの人の携帯も鳴ってたので一安心(笑)
あとで確認すると兵庫県も同じ時刻にアラート鳴ってたみたいですね。
いつどこで起きるかわからない災害ですが、開演後の11時以降じゃなくてよかったです…。

今日は久しぶりに1階席での観劇でした。でもL列の後方の席。
舞台がちっちゃく見えますけども、オペラ必須というわけではないです。
通路側だと斜めの席なので前に人がいないしストレスフリーで観劇できます。
でもストレスだったのは斜めちょい前に座った年配のおばさん。
ショーの観劇中におもむろに携帯をカバンから出して舞台に向かってカシャとやってた…。
その時客席降りで場内が明るかったので従業員も多分気づいてない…。
ちょっと席が自分の箇所から離れてたので直接注意はできなかったけど凄いなぁ…とビックリした。
マナー以前の問題ですよね。自分さえ良ければと思う年代なんでしょうね。
こういう年の取り方はしたくない…。つくづく思いました。

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
宝塚雪組公演
ミュージカル・ロマン
『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』
作・演出/生田 大和
作曲/フランク・ワイルドホーン
プレジャー・ステージ
『Prayer~祈り~』
作・演出/中村 一徳
~宝塚大劇場~
2025年11月5日(水)天気:曇り
<公演時間>
1幕 11:00 ~ 12:35
~休憩30分~
2幕 13:05 ~ 14:00

■第1幕
ミュージカル・ロマン
『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』
作・演出/生田 大和
作曲/フランク・ワイルドホーン
■解説
「……いいぜ、やってみせようじゃないか。お前の成し得なかったことを!」
未だ生まれついた身分によって隔てられた階級社会の続く18世紀末イギリス……それは海を隔てたフランスで、まもなく革命が起きようという時代……平民でありながら、一代で財を築きあげた父親の意向で、ジョージ・ブランメルは本来であれば入学することなど叶わない名門校に入学する。
「息子の代で、なんとしてもブランメル家を上流階級に……」
幸運な偶然によって固く閉ざされた扉の向こう側を見た父親の、過剰なまでの階級への執着と野心は、やがて息子ジョージを蝕み、歪めていく。
大学へと進学したジョージは、上流階級ゆえにのうのうと生きる級友たちとは馴染めず、下町で知り合った恋人の女優ハリエットらと、“お高くとまった奴ら”が眉を顰めるような盛場に入り浸りながら野心を燻らせていた。
その美貌を妬む級友たちから密かにボー・ブランメル(美しきブランメル)と渾名されていたジョージは、彼を縛りつけてきた父の死を機に受け継いだ財産と、その美貌を武器に“ボー・ブランメル”として生き、人生を切り拓くことを決意する。そして、それは“下町生まれのジョージ”を捨てること、ハリエットをも含めた過去との訣別を意味していた……
“ボー・ブランメル”は洗練された身嗜みやファッション・センス、ウィットに富んだ言動で人々を魅了していく。ほどなく彼の噂を聞きつけたプリンス・オブ・ウェールズ(後のジョージ4世)と知己を得、その魅力でプリンスの心をも捉え、上流階級への仲間入りを果たす。シンプルながら清潔感と品格が滲み出るファッションと共に、まるで“王”のように社交界に君臨し、栄光を手にしたボー・ブランメルだったが、プリンスの新たな愛人となったハリエットとの予期せぬ再会をきっかけに、人生の歯車が狂い始め……
“ダンディズムの祖”と云われるボー・ブランメル。美貌とファッション・センスでイギリス階級社会を駆け上がった男の、栄光と挫折を描くミュージカル・ロマン。
■主な配役 ※敬称略
ボー・ブランメル…朝美 絢
ハリエット・ロビンソン…夢白 あや
プリンス・オブ・ウェールズ…瀬央 ゆりあ
チャールズ・ジェームズ・フォックス…奏乃 はると
ヤーマス卿…透真 かずき
ジャン・スコット(トーリー党員)…真那 春人
ヤーマス夫人…杏野 このみ
アントナン・カレーム…桜路 薫
メイヤー…天月 翼
ソールベリー侯爵夫人…妃華 ゆきの
ウィリアム・ブランメル…諏訪 さき
リチャード・シェリダン…眞ノ宮 るい
ヘンリー・ピアポント…縣 千
ジョン・ナッシュ…麻斗 海伶
ジョン・ウィルソン・クローカー(トーリー党員)…咲城 けい
ロレンス…稀羽 りんと
ニコラス・ヴァンシタート(トーリー党員)…壮海 はるま
ブルーベリー伯爵夫人…愛羽 あやね
サルスベリー男爵夫人…莉奈 くるみ
ダヴィッドソン…紗蘭 令愛
アルヴァンレー卿…蒼波 黎也
リトル・ジョージ…愛陽 みち
アイヤー…絢斗 しおん
ストロベリー子爵夫人…麻花 すわん
ラムレー・スケフィントン…風雅 奏
カイヤー…和奏 樹
キャロライン皇太子妃…音彩 唯
マイルドメイ…紀城 ゆりや
ラズベリー侯爵夫人…琴峰 紗あら
ロココの夢…愛空 みなみ
サイヤー…海咲 圭
タイヤー…希翠 那音
ブラックベリー伯爵夫人…美影 くらら
ナイヤー…月瀬 陽
ロバート・ジェンキンソン…華世 京
デボンシァ公爵夫人…華純 沙那
ロココの夢…霧乃 あさと
ロココの夢…夢翔 みわ
クランベリー男爵夫人…夢陽 まり
プリチャード(デボンシァ家の執事)…藤影 ゆら
シャーロット・バリー…白綺 華
ハイヤー…絢月 晴斗
ヘンリー・アディントン(トーリー党員)…風立 にき
ロココの夢…瑞季 せれな
アーサー・ウェルズリー(トーリー党員)…苑利 香輝
ビルベリー子爵夫人…紗香 にいな
ほか
[感想]
平民の青年がその美貌とファッションセンスで人々を魅了。
やがてその名声を聞いた皇太子に認められ、まるで“王”のように社交界に君臨。
見事上流階級の仲間入りを果たすが、皇太子の愛人であり元カノの女性と再会。
そこからまた人生が転落していく…というような感じのストーリーです。
お芝居の前半部分はちょっとよくわからないし眠い…。
中盤で展開が早くなりああそうなんだ…と感じる。
後半でドーンと突き落とされる…っていうような感じ。
有名な作曲家さんの音楽ということですが、お芝居の内容自体はめちゃくちゃ重い。
こういう重たいお芝居を宝塚で見るのって久々のような気がしますね。
楽しめるか?…っていえばうーーんと唸ってしまう…。
そういう演目だと思います。人それぞれだとは思いますが個人的にはそう感じました。
あと、夢白あやさんのサヨナラ公演ですが朝美絢さんまで白い衣装で2人とも?勘違いしてしまう…。
ヅカファンなら知ってるでしょうが、一般の人はそう感じたかもしれないですね。
それと、次期トップ娘役の音彩唯さんがめっちゃ嫌な役で目立ってました(笑)
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度〇
おすすめ度(リピート含む)△
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、7点です。
結構好みがわかれると思います。

■第2幕
プレジャー・ステージ
『Prayer~祈り~』
作・演出/中村 一徳
■解説
古より人々は「平安」、「幸せ」、「希望」、「夢」、「愛」を願い、また時には感謝の気持ちを込め、“祈り”を捧げてきた。その祈りはやがて歌、舞、踊りとなり、それらを通していつの時代も明日、未来を生きるエネルギーに繋がっている。
世界各地の祈りの声を受け、偉大な神が降臨するようなプロローグから、祈り、喜びが込められた祝祭をテーマにした場面など、様々な想いが込められた歌と踊りを通して“祈り”を捧げ、世界、人々の幸福を願う、幻想的かつ祝祭的なショー作品。
[感想]
偉大な神が降臨するようなプロローグから、祈り、喜びが込められた祝祭をテーマにしたショー。
その解説の通りとてもエネルギッシュで見てるものを飽きさせない。
ジェンヌさんの客席降りも1階席は後方の席まで。2階席まで来られてたみたい…。
それと娘役さんの歌唱の場面がとても多い。最後の階段降りも娘役さんが多く登場。
それでなくても雪組は綺麗な娘役さんが多いのに今回はめちゃくちゃ目移りする(笑)
ここでもやはり次期トップ娘役の音彩唯さん目立ってましたね。
圧倒的安定感と存在感。力強さを凄く感じる次期トップ娘役さんでした。
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。
以上です。



