こんにちは。
キャリアコンサルタントの岩橋ひかりです。
2018年は働き方改革元年とも言われ、
今年の4月には働き方改革関連法案が
施行されるわけですが、、、
今日は、意識改革の話をしようと思います。
私は会社員時代、
２０１１年から３年ほど、人事部で
ダイバーシティ推進の仕事もしていました。
個人的な興味も重なって、
ワーママとして大変ながらも
特にその分野に関しては、
楽しく仕事していました。
で、ダイバーシティ推進の領域の中で、
・女性が働き続けやすいようにするには？
・女性が管理職になるには？
というテーマにおいて、
すべきことというのは３点あって。
１．制度を変える
２．女性社員の意識を変える
３．男性社員の意識を変える
の３本立てが当時主流でした。
（今も大きくは変わっていないと思いますが）
１，制度を変える
というのは、例えば、
産後女性が働き続けやすいように、
育児中社員のまわりの
制度を整えるのがメインです。
・・・で、これは割りと簡単で、
社内調整は諸々大変なこともありますが、
制度を変えればいいだけなので、
導入はスムーズだったりします。
しかし、２つめ、３つめの
女性社員、男性社員の意識を変える
ってのがなかなか厄介で・・・
女性社員、男性社員の
意識を変えるというのは、
例えば、
私はほどほどでいいわ、って
思っている女性社員に
管理職を目指すように働きかけたり、
残業できないと業務に支障があるから
子育て中の女性が管理職なんて無理、
と思っている男性社員に、
残業ありきで仕事に取り組む意識が
女性管理職の誕生を阻害しているんですよ、
あなたも働き方を変えましょう、
と働きかけたり。
上記は一例ですが、
こういうことを指します。
このように、
女性社員、男性社員の
意識を変えることが
なかなか厄介だと私が思うのは、
人の、それも他人の
意識を変えるなんて、
簡単にできる話ではない
と思っているからです。
だって、自分が変わりたい、
自分を変えたい！と思っていても、
自分の意識を変えるのって結構大変で、
変わろうと思ってもいない人の
意識を変えようなんて・・・
本当に大変なわけです。
外部から力を加えて、
変わりましょう〜と働きかけても
意識改革はなかなか困難だと思っていて、
人事部時代、
私もかなり試行錯誤してみましたが、
研修などで変えられるほど
簡単なものではなく、
これは、10年単位で
時間がかかりそうだ…と
途方に暮れて、
そこに貴重な30代の自分の時間を
費やしていいのだろうか…とかなり悩み、
自分が変わるほうが早そうだ、
と退職して独立する選択をした、
という経緯があります。
そして、これまで、
キャリア支援を通じて、
200名以上の女性たちの変化を
見てきて感じているのが、
「すべては自分次第」だということ。
私も１０年近い会社員時代には、
頭のどこかで
「誰かが何かしてくれるんじゃないか」と
他力に依存していたような気がしてます。
それも、無意識のうちに。
カウンセリングを受けたら
変われるんじゃないか。
セミナーを受けたら、
変われるんじゃないか。
しかし残念ながら、
カウンセリングを受けても、
コンサルを受けても、
セミナーを受けても、
自分がどうなりたい、
自分が何を得たいという意識がないと、
何も変わらないのです。
カウンセリングも、
コンサルも、セミナーも、
魔法ではありません。
「自分が変わりたい」という
意志があってはじめて、
自分を変えることができます。
自分を変えたいと思ったら、
まずは自分を変えると決める。
これが第一歩なので
ぜひ意識してみてくださいね！
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岩橋ひかり
株式会社MYコンパス 代表取締役
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